「大学生って何聞いてるの?」乗り遅れないための音楽講座『今まさにキテる!』編
大学構内を歩いていると見かける、イヤホンやヘッドホンをした学生たち。
「彼らは何を聞いているの?」
--そんな疑問にお応えしましょう!
音楽は今や、大事なコミュニケーションツール。好きなアーティストの話で大盛り上がりした経験がある人も多いはず。この講座を読んで、聴いて、流行を先取りしちゃおう!
2回目の今回は『今まさにキテる!』編。前回が物足りなかった方にもおすすめ、刺激いっぱいのアーティスト9選です!(前回の『知らなきゃヤバイ!?』編も併せてどうぞ)
半分近くはApple Musicで自由に聴くことができるアーティストなので、Appleユーザーはあわせてチェック!(2015/7/7現在)
■WHITE ASH
♪「Jails」YouTubeより
「シンプルかつカッコいい」をコンセプトに活動する4人組ロックバンド。2010年「RO69JACK」というアマチュアアーティストのコンテストで優勝し、一躍有名になりました。
鋭いキレと重厚感のある楽曲、そして日本人ばなれしたボーカルの歌唱力は、一度聞けばやみつきになるかっこよさ。ちなみにボーカルはのび太。嘘だと思ったら検索してみよう。
代表曲に「Would You Be My Valentine?」、「Kiddle」、「Thunderous」など。
■[Alexandros]
♪「Run Away」YouTubeより
旧名[Champagne]。攻撃的なロックナンバーだけでなく、耳に残る甘いメロディも創りだす演奏力がすごい。帰国子女のボーカルによる英語歌詞の曲は、多くの洋楽ファンにも支持されています。
疾走感と透明感、力強さも備えた、なんでもござれなバンドですね。MVもかっこいいので、ぜひ見てみましょう。
代表曲に「For Freedom」、「Rise」、「starrrrrrr」など。Apple Musicで聴くことができます。
■back number
♪「花束」YouTubeより
女子に人気のバンドナンバーワンともいわれる彼ら。切ない恋を歌ったキャッチーかつ美しいメロディは必聴。耳に気持ちいい、優しい音のバンドです。
今年は早速JR SKI SKI(JR東日本のスキー旅行キャンペーン)のCM曲に「ヒロイン」が用いられて話題となりました。
代表曲に「スーパースターになったら」、「高嶺の花子さん」、「ヒロイン」など。
■ゲスの極み乙女。
♪「猟奇的なキスを私にして」YouTubeより
高い演奏力を駆使した何が起こるかわからない曲展開でファンを飲み込む。ブラックコメディーのような世界観が人気。
バンド名のインパクトに圧倒されていざ曲に手を出してみると、これまたインパクトのある楽曲の数々。
1度目はどぎつくて飲み込めなくても、2度3度と聞いていくと、段々その良さに引きつけられていく。最後には中毒。そんなバンド。
代表曲に「キラーボール」、「パラレルスペック」、「ラスカ」など。Apple Musicで聴くことができます。
■GOOD ON THE REEL
♪「花」YouTubeより
バンド名の意味は「なんか、いい感じ」。広い音域と表現力で、自らの圧倒的な世界観を突きつけてきます。
サビではまるで、魂を振り絞っているかのような歌い方。シンプルな曲の進行ゆえに、かえって上手さが際立つ。
ライブでの全身を使った表現は驚きと感動を与えてくれます。筆者個人的に、今イチオシなバンド。ぜひ聴いてみてください。
代表曲に「迷走」、「存在証明書」、「素晴らしき今日の始まり」など。
■シナリオアート
♪「アオイコドク」YouTubeより
「人生をちょっとだけ豊かにする物語」を鳴らす、関西出身男女ツインボーカルのバンド。透明感のある2人の声は、ドラマティックで美しい。
ちなみに女性の方は、ドラムボーカル。かっこいい。ある一瞬の感情を鮮明に写しとるのがとってもうまいアーティストです。
代表曲に「night walking」、「トウキョウメランコリー」、「ホワイトレインコートマン」など。
■Shiggy Jr.
♪「LISTEN TO THE MUSIC」YouTubeより
このバンドは、ひたすらにポップを貫き通す。シンプルに、飾らないポップミュージックを作る彼らは、楽しい音楽をひたすらに伝えようとしてくれます。
難しいことなんて必要ない。踊りたくなる楽しさこそが音楽でしょと言っているよう。身近なことを歌っているけれど、みんなを開放する大きな広い力がある。オンリーワンなバンドです。
代表曲に「Saturday night to Sunday morning」、「サンキュー」など。Apple Musicで聴くことができます。
■WHITE JAM
♪「Valentine」YouTubeより
「Twitter YouTube 口コミ拡散」を合言葉にネット上で話題を煽り、人気を獲得してきた珍しいグループで、2014年1月にメジャーデビュー。
実話を元にした映像作品の数々が話題となっており、「ウソツキ」は“今ネットで1位獲得の話題の泣き歌”としてYouTube再生回数400万回以上を誇ります。
また、音楽プロデューサーとしての活動にも精力的で、20作品以上が国内チャート1位を獲得しており、その音楽的影響力は絶大。
筆者はたまたまYouTubeでみた「夏なんて」という曲に笑かされて好きになりました。気になる人はぜひご覧あれ。彼らの奔放さを垣間見れます。
代表曲に「家庭訪問」、「渋谷サイコパス」、「I Don’t Know」など。Apple Musicでも聴くことができます。
■新山詩織
♪「絶対」YouTubeより
こちら、筆者イチオシの女性シンガーソングライター。ミュージックスクール主催のTreasure Huntsというオーディションでグランプリを獲得し、2013年4月にデビューを果たしました。
落ち着いた声の大人っぽいサウンドで、青春の悩みを叫ぶオリジナリティ。心をじわりと惹きつける魅力があります。等身大の、飾らない歌詞が刺さりますね。
上の曲「絶対」のサビ終わり、つぶやくような”絶対”の一言は、勇気をくれる暖かさ。
代表曲に「ゆれるユレル」、「ひとりごと」、「Don’t Cry」など。
さて、2回にわたってお送りしてきました、この講座。いかがでしたか?
あなたの大学生活のお供となる一曲は見つかったでしょうか?
今回紹介したアーティストたちは、世にいるアーティストたちのほんの一握りでしかありません。
この講座をきっかけに、自分好みのアーティストを、じゃんじゃん探してみてください!