メイクってめんどくさいしわからない!初心者さんのためのメイク用語集【ベースメイク編】
Photo By esc.ape(d)
「ミネラルファンデーションって普通のファンデーションと何が違うの?」
これはわたしが大学に入学して間もないときに思ったことです。メイクなんてしたことのなかったわたしは、当然のことながらメイクに関する用語をほとんどわかっていませんでした。よくわからないことってやる気が起きにくいもの。当時のわたしも、メイクって面倒だなぁと若干憂鬱になっていました。
しかし、このあとに各種ファンデーションの違いや自分にはどれが合っているかということを知ったり、アイライナーの詳しい説明を見ることで、「メイクって面倒」から「メイクってちょっと楽しいかも」と思えるようになりました。
よくわからないとメイクを敬遠している人たちに、メイクは知識があると楽しくなると伝えたい! ということで、今回はメイク初心者さんが疑問に思うであろうメイク用語を基礎からちょこっと応用まで紹介していきたいと思います。
まずは基本のメイク道具をそろえましょう!
とは言うものの、そもそもメイクをするのに最低限必要なものをそろえないと何も始まりませんよね。まずは基本的な道具を見てみましょう。
- 洗顔料
- 基礎化粧品(化粧水、乳液)・ クレンジング
- 化粧下地・パウダーファンデーション(面倒な方はBBクリームやCCクリームを)
- チーク
- 口紅・グロス(リップブラシがあると唇の薄い人は便利。試供品を使うときにも)
- アイブロウ
- アイシャドウ
- アイライナー
- マスカラ
- ビューラー
まずは、この10種類の道具をそろえてみましょう。ベースメイクに必要な3は品質のいいものを選んだ方がやりやすいと思いますが、4〜10はまずはお値段低めのもので試してみるのもいいかもしれません。2の基礎化粧品も、値段が高いものよりは、値段を気にせずばしゃばしゃ使えるもののほうがお財布にも肌にもいいと思います。
今回は、一番基本的な、でも一番大事なベースメイクに使うものの疑問を解決していきます!
ミネラルファンデーションって何?
最近よく目にする「ミネラルファンデーション」という言葉。なんとなく肌によさそうな感じは伝わるけれど、実際のところ、普通のファンデーションとどう違うの? と疑問に思っている方も多いはず。
ミネラルファンデーションとは、名前の通り、ミネラルで作られているファンデーションです。普通のファンデーションに含まれる添加物が含まれていないため、肌への負担が最小限で済むというのが大きなメリットです。また、強いクレンジング剤を使う必要がないことも魅力です。日焼け止めや化粧下地など5役を兼ね備えた時間短縮に便利なものもあります。
そんな万能に見えるミネラルファンデーションですが、デメリットもあります。肌によくない添加物を取り除いているため、肌に密着させる成分も含まれないミネラルファンデーションは、カバー力に欠けるのです。まだメイクを初めたばかりの方には、少し難しく感じられるかもしれません。
使いやすさを選んで普通のファンデーションを選ぶもよし、肌のことを考えてミネラルファンデーションにチャレンジしてみるもよし。どちらにもメリット・デメリットがあることを忘れずに、自分に合ったものを見つけてみてくださいね。
フェイスパウダーとパウダーファンデーションってどう違うの?
フェイスパウダーはリキッドファンデーションの仕上げに使うファンデーションの一種です。色々な種類のあるファンデーションの中で一番油分が少なく、一番粉分が多いのです。
一方パウダーファンデーションは、ベースメイクのときにメインで使うものです。「メイクの仕上げ」として使われるフェイスパウダーとは根本的に異なることがわかりますね。
フェイスパウダーはプロが欠かさずに使うというほどに大きな効果があるのですが、メイクに必ずしも必要というわけではありません。メイクに慣れてきて、「ああ、いつもお化粧崩れるなぁ。うまくいかないなぁ」と気になり始めたころに買ってみるといいのではないでしょうか。
BBクリームとCCクリームって何?
最近よく耳にする「BBクリーム」「CCクリーム」。でも、これがいったいどれほどいいものなのか、この2つの違いは何なのか、よくわかりませんよね。
そもそも、「BB」は「Blemish(気になる部分)Balm(保護)」、「CC」は「Colour(色) Correction(補正・調整)」の略だそう。(日経トレンディネットより)
つまり、BBクリームは傷跡やそばかすなどをカバーしてくれるコンシーラーのような役割を果たしてくれるもので、CCクリームは肌を微妙な色調整によって自然に美しく見せ、シミや赤みなどを目立たなくしてくれるものなのです。
どちらも気になるニキビ跡などを隠すことができますが、BBクリームのほうはしっかり塗ったような仕上がりに、CCクリームのほうは自然な仕上がりになるようです。肌の悩みや、お好みに合わせて使ってみると、よりきれいにメイクが仕上がること間違いなしです。
コンシーラーって?
さて、上の項目で「コンシーラーって?」と思った方も多いのではないでしょうか。わたしもはじめて聞いたときは、どこの部分に使うものなのかさえわかりませんでした。初心者さんにとっては耳慣れないコンシーラーですが、実は多くの方が抱える悩みを解決してくれる優秀なアイテムなのです。
コンシーラーは、シミやそばかす、目の下のクマ、ニキビ跡、くすみなどのあらゆる肌トラブルを隠すことのできる化粧品です。広範囲をカバーしたいならリキッド・クリームタイプのものを、ピンポイントでカバーしたい部分があるならスティックタイプのものを選ぶとより効果的に気になる部分を隠すことができます。
ただ、特にニキビなどは清潔にしておいた方が早く治るので、コンシーラーはここぞ!というときにだけ使った方が肌には優しいかもしれませんね。
また、初めのうちからコンシーラーのような「あったら便利なもの」をそろえる必要はないので、まずは基本的なものだけをそろえて、必要になったら買い足してみましょう。
いかがでしょうか。まずはベースメイクで綺麗なお肌を演出してみましょう!