実はメリットがいっぱい!夜行バスで旅行すべき3つの理由
Photo by 本屋
気軽に国内旅行をしたい!そう思っても、意外と旅費がかかるもの。旅費の中でも特にかさむのが、宿泊と移動です。さて、皆さんは国内旅行をするとなった時、移動手段として何を使いますか?飛行機?新幹線?青春18きっぷで在来線?
ここで筆者がオススメしたいのが、夜行バスです。その理由と、快適なバス旅にするコツも併せてご紹介します。
■理由1:とにかく安い
※画像はスクリーンショットです。
オススメの理由として第一に挙げられるのがとにかく安いこと。
例えば、東京―大阪間であれば、
新幹線だと片道14450円(のぞみ指定席、学割なし)。
飛行機だと片道7390円(ピーチ航空)。
学割や自由席、金券ショップ、新幹線宿泊パックなどを利用すればもっと安く済むかもしれませんが、何も考えずに買うとこのお値段です。
JR全線の普通列車ならどれでも乗り放題という青春18きっぷだと、片道2370円。これは格安の手段ですが、落とし穴は青春18きっぷは5枚まとめてでしか売られていないということ。つまり1回買うのに11850円かかります。
さて、気になる夜行バスのお値段は? 3月の東京―大阪間の最安値はなんと、3800円。ただし、こちらは早売りのお値段です。安い席から埋まっていくので、夜行バス旅行をする際にはとにかく早めの予約を心がけましょう。
夜行バス比較なび(上画像)を使えば、簡単に安いバスを探すことが出来ます。コンビニ払いも出来るバスがほとんどなので、クレジットカードを持っていなくても使えます。
■理由2:○○の心配がない!
旅行で怖いのが、ずばり寝坊。前日まで慌ただしく準備をしていると、夜更かししてしまいがち。明日早く起きられるかなぁ……と不安になりますよね。
夜行バスなら、そんな心配はありません。夜にバスに乗って寝て、起きればもう目的地。ただし、終点前の停留所が目的地の場合は、寝過ごす可能性もあるのでご注意を。運転手さんは乗客の目的地を把握していますから起こしてくれることが多いですが、携帯のアラームなどを設定しておくのが無難です。
■理由3:朝から夜まで楽しめる!
例えば1泊2日の旅行の場合、1日目の朝に出発し目的地に着くころにはもう昼過ぎ。2日目の夕方には出発しなくてはいけないから、結局ゆっくり観光できるのは2日間あっても1日分……。それでは短い時間で行きたいところを回りきるのは一苦労です。その点、夜行バスなら朝目的地に着いて、最終日の夜まで現地にいられるので余裕をもって回ることが出来ます。 1泊2日、場合によっては日帰りでも充分楽しめるのです。
■快適な”バス旅”にするためには?
そうは言っても、寝心地の悪さや疲れを懸念する人が多いのも事実。気になる人は、頭と首を固定してくれる旅行用枕を持ち込みましょう。
INTEX 旅行 トラベルピロー ネックピロー エア-タイプ ネック ピロー 空気タイプ(750円)
写真の枕は、空気を入れるタイプなので、あまり荷物にもなりません。
また、車内は乾燥しています。乾燥した中で一晩寝て翌朝喉を痛めてしまうのを防ぐためにも、マスクで湿度を保つと安心です。買い忘れたという場合でも、夜行バスは途中サービスエリアで休憩をとるので、その時に買っても大丈夫ですよ。
それでもまだ寝心地が気になる!知らない人と隣で一晩過ごすなんて嫌!という人には、3列独立シートのバスがオススメ。
Photo by Magnus Manske
一般的な4列シートと違い、自分の席が独立しているので、前後左右のスペースがとても広いのが特徴です。だからリクライニングの角度も大きく出来ますし、カーテンも設置されているタイプもあるので他人に寝顔を見られることもありません。値段は少々高くなりますが、それでも新幹線などに比べれば安い路線が多いです。
他にも、女性専用車の路線、ひざ掛けやコンセント、無線LANまで完備されている路線などなど、嬉しいサービスのついているバスが沢山あります。「これだ!」と思う路線を探してみてください。
旅費が高いから……と敬遠していたあの場所へ、夜行バスで行ってみてはいかがでしょうか?チケットの確保はお早目に。