【新入生向け】これでキャンパスライフはばっちり!大学生用語10選
(Photo by Francisco Osorio)
「ゆーてワンチャンあるっしょうぇーいwwww」
キャンパスで飛び交う、独特の言葉たち。先輩や同級生たちが使っているのを見ると「え??それどういう意味??」と戸惑うかもしれません。でも、わざわざ意味を聞くのもなんだか恥ずかしい……。
そんなあなたのために、大学生特有の言葉たちの中から10個を厳選してお届けします!
①ワンチャン
大学生活をしていると特に聞くのがこの言葉。「ワンチャンス」の略であり、「可能性は低いがゼロではない」という意味です。ただもはや口癖のようになっているのでその可能性も1%から40%くらいまで幅があるような気がします。
類:「フルチャン」=可能性がかなり高い 「ノーチャン」=可能性はない
②ゆーて
大学生独特の接続語。「ワンチャン」の枕詞かな??と思うほどセットでよく使われます。「とは言っても」という意味です。期末試験の時期になると「ゆーてワンチャン単位くるっしょ!」と大教室で言っている人がちらほら……。
③うぇーい
イケイケ大学生の鳴き声。主に盛り上がっているときにこのように鳴きます。「イエーイ」じゃなくて「うぇーいwwww」です。「うぇーいwwww」とよく騒いでいる大学生のことを「ウェイ系」と呼ぶことも。
④自主休講
「休講は、つくれる!!!」
要するに、授業をサボることです。「切る」という言い方をすることも。「3限切ってご飯行かない?」なんて友人に誘われることもあるかもしれません。高校よりも出欠確認が厳しくない大学では、授業をサボる学生が格段に増えます。
私感ですが、「自主休講」「切る」は計画に授業をサボっているニュアンスで、「ブッチした」は不可抗力により授業をサボってしまったという感覚のようです。ちなみに「1限寝ブッチした」は「寝坊して1限に行けなかった」の意味です。
大学は高校より放任主義なので、授業をサボるのは簡単ですが、後々自分が苦労するということは忘れずに。
⑤レジュメ
授業で配られるプリント、という意味で使われることが多いです。何かの略語ではなく、元は「résumé」というフランス語で、「要旨・要約・概要」などを意味します。授業内容を簡潔にまとめたものをプリントして配る教授も多いため、「レジュメ」は単位を取るための必須アイテム。「今日風邪で授業休むからレジュメもらっといて!」と友達に頼まれるかもしれませんね。
⑥ワンドラ(スカドラ)
インターネット上でファイルを共有できるサービス、OneDriveの略。かつてはSkyDriveという名称だったため、名残で「スカドラ」と呼ばれることも。個人で使えば、学校のパソコンからでも家のパソコンからでもアクセスし同じファイルを開くことが可能。オンラインストレージサービスとしては、他にもGoogleドライブやDropboxなどがあります。サークルやゼミでは、これらを利用して写真や資料、時には過去問なども共有しているようです。
⑦再履
再履修、の略。単位を落としてしまった授業を翌年もう一度履修すること。周りは当然ほとんど自分より学年が1つ下なのですごく心細い思いをすることになります。「あの人再履なんだって」と聞いたら前年苦労したんだなと察しましょう。後輩から生暖かい目を向けられないためにも、単位はちゃんと取りましょうね!
⑧チャイ語
中国語が言いづらいのでチャイナ語=チャイ語と呼びます。ちょっと可愛い言い方。第二外国語は他にもドイ語、フラ語、スペ語、イタ語などといった略称がありますが、チャイ語は独特かも。ちなみに「チャイ語の再履」は「チャイ履」と言うそうな。
⑨オール
オールナイト、つまりは朝までということ。徹夜とも。「カラオケオールしようぜ!」とか「宅飲み(=誰かの家で飲み会をする)オールしようぜ!」とか誘われるかもしれません。「徹夜」より楽しげな雰囲気です。ってことは「徹夜でレポートする」より「レポートオールする」の方が楽し……いや楽しくないな……。
⑩インカレ
新歓期のサークル紹介などでよく言われる言葉です。インターカレッジの略で、「カレッジ間(の)」という意味ですが、主に2つの意味があります。
ひとつ目は、全日本学生選手権のこと。インターハイ、の大学生版です。ふたつ目は、複数の大学の学生が集まって構成されているサークルのこと。他の大学生とも交流できるのが魅力ですが、活動場所が他大の可能性もあります。
以上、大学生用語10選でした。大学生活を過ごしていると避けては通れない言葉を多く取り上げましたが、新入生が4月から多用していると、「大学生ぶっちゃってwww」と笑われるかもしれないので要注意。
文/古今日子