【お茶の水女子大】キラキラ女子はどこにいるのか
(Photo by Haruhiko Okumura)
お茶の水女子大学……「お上品」から「ちょっと地味」まで様々なイメージを持たれていますが、その内部はあまり知らない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、お茶大2年の筆者が「キラキラした女子(=リア充っぽい女子)」「デキ女(=デキる女子)」の多い学部や学科、コースを紹介します。これでお茶大への理解が少し深まるはず。
その前に、お茶大にはどんな学部・学科があるのか、図で紹介します。本文を読む際、参考にしてください。
■「キラ女」の多い学部・学科って?
さっそく、キラキラ女子の多い学部・学科を紹介していきます。
まずは、文教育学部 芸術・表現行動学科の舞踊教育学コースと音楽表現コース。舞踊教育学コースはその名の通り、舞踊・スポーツなどのパフォーマンスを行うコース。つまり、身体が引き締まった人やきれいな人が多いのです。その華やかな容姿からは「キラ女」の香りが漂っています。音楽表現コースは、歌唱や楽器の演奏といった気品のあるイメージのコースです。そのイメージから「教養があり上品な女性が多い」と思われているよう。
次に紹介するのは、同じく文教育学部の人間社会学科。文学や語学を中心に、ストイックに勉強する人の多い同学部の言語文化学科とは対照的なイメージです。人間社会学科は心理学や社会学などの人と関わる分野を扱うため、社交的な人が集まっているのかもしれません。
他にも生活科学部、特に食物栄養学科はキラキラしたイメージが強いようです。やはり、料理ができるという高い女子力のためでしょうか。スポーツサークルのマネージャーとして、レモンのハチミツ漬けを持っていく様子や、彼氏のために凝った料理を振る舞う姿を想像すると、そのあざといかわいらしさに圧倒されます。
■デキ女の多い学部・学科って?
次は、キラ女とは一線を画す「デキ女」の多い学部・学科を紹介します。
1つは理学部。理系の女子学生や女性研究者を指す「リケジョ」の「デキる」イメージのためかもしれません。自分の専門分野をとことん研究しているという印象があり、「キラキラ」という雰囲気はあまりしないような気がします。しかし、個々人を見てみると華やかな人も多かったり……研究にもおしゃれにも手を抜かないバイタリティー、さすがです。
もう1つは文教育学部のグローバル文化学環。文教育学部の各学科から、グローバル人材となるような人が集まるコースです。英語も話せるしディベートで自分の意見も言える、さらには国内外での実習形式の授業もこなす……と、行動力と高い英語力を兼ね備えた、まさに「デキ女」。さらに、その社交的な印象からキラ女のイメージもある、との声も。
いかがでしたか? 国立の女子大という珍しいお茶の水女子大学。その珍しさのせいか、あまり知られていないその内部がちょっとでもわかっていただけたなら幸いです。