綺麗すぎてきゅんきゅんする!映画『シンデレラ』の見どころを紹介
(画像はスクリーンショットです)
童話『シンデレラ』。幼い頃に絵本やアニメを見て、憧れたことのある女性も多いのではないでしょうか。
さて、そんな『シンデレラ』が実写映画として、4月25日に公開されました。今回は、今話題のこの映画の見どころを紹介します。
■あらすじ
主人公エラは純粋で優しい心を持った女の子。父と母と動物たちに囲まれ、毎日幸せに暮らしていました。しかし、「勇気と優しさを忘れないで生きて」という言葉を遺して、母が亡くなってしまいます。
その後、父は継母とその連れ子2人を家に住まわせますが、父も旅先で亡くなってしまいます。継母と2人の義姉に奴隷のように働かされる日々に耐えきれなくなったエラは、飛び出した先の森で青年キットと出会い、惹かれ合います。
実は、キットは国の王子。彼はエラのことが忘れられず、彼女に再会するために国中の未婚女性全員を招く舞踏会を提案しますが……。
■見どころ①:とにかく映像が綺麗!
(画像はスクリーンショットです)
まず目を引かれるのは、フェアリー・ゴッドマザーが魔法を使うシーン。彼女はカボチャを馬車に、ネズミを白馬に、トカゲを従者に、ガチョウを御者に次々と変えてゆきます。トカゲやガチョウの変身は思わず笑ってしまうかも。カボチャの馬車のキラキラ輝く美しさは、ぜひじっくりと見て楽しんでください。
その後、エラのドレスを青色に変え、ガラスの靴を出すところでは、その美しさに目が離せなくなること間違いなし。ドレスや靴の美しさもさることながら、エラ役のリリー・ジェームズの表情がとても綺麗で素敵なんです。
そしてもう1つ紹介したいのが、エラと王子が舞踏会を抜け出して秘密の庭に行くシーン。薄暗い秘密の庭にエラの青いドレスがぼんやりと輝きます。その幻想的な美しさには、きっとうっとりしてしまうでしょう。エラと王子のやりとりもロマンチックで、胸がときめきます。
■見どころ②:シンデレラに思わず共感?
綺麗なドレスもなく、髪の毛もぼさぼさ。エラが、普段働かされている姿のままで王子の前に出ることになるシーン。魔法のシーンのような華やかさはありませんが、エラの緊張がこちらにも伝わって、自分のことのようにドキドキしてしまいます。
これは、エラにとって最大の試練。想像してみてください、ノーメイク・部屋着で好きな人とばったり会ってしまう状況を。偽りのない本当の自分を見せる恥ずかしさや難しさは、多くの方が共感するのでは。
■みどころ③:義理の姉妹が奇抜すぎる
(画像はスクリーンショットです)
本作の笑いどころといっても過言ではないのが、継母の連れ子の姉妹・ドリゼラとアナスタシア。上の画像を見ればわかる通り、目一杯オシャレに着飾っています。
しかし、性格の悪さや下品さは天下一品。灰まみれになったエラを見て「シンデレラ」とあだ名をつけてケラケラ笑ったり、2人で喧嘩して家中を駆け回ったり……。呆れた笑いが漏れること必至。
さらにおもしろいのは、その服装。目一杯オシャレに着飾っていると上で言いましたが、ちょっと斜め上をいくファッションセンス。どぎつい色や、明らかに周りから浮いているデザインのドレスには驚かされることでしょう。
ただ、この姉妹はエラをいじめ、罵りながらも、心のどこかでエラの美しさや上品さをうらやみ、妬んでいます。彼女たちの性格の悪さや奇抜な格好は、「エラの方が美しい」という事実から自分たちのプライドを守るための鎧なのかもしれません。そう思うと、また違った見方ができるのでは。
■短編映画「エルサのサプライズ」もおもしろい!
(画像はスクリーンショットです)
『シンデレラ』本編の前に、昨年大ヒットした『アナと雪の女王』の続編『エルサのサプライズ』を見ることができます。
『アナ雪』を見た方は「あっ、ここはアナ雪のあの場面の……」と気付く部分ばかりで楽しめること請け合い。終盤の、エルサが角笛を吹くシーンでは、笑ってしまって飲み物などを噴き出す恐れがあるので注意。『アナ雪』を見てからこちらの短編を見るとより楽しめるので、まだ『アナ雪』を見ていない方は、見てからの鑑賞をおすすめします。
いかがでしたか? ロマンティックなストーリー、綺麗な映像、そして個性的なキャラクターにきっと虜になるはず。まだ見ようか迷っている方、ぜひ映画館へ足を運んでみてください。