テレビでも話題!700匹のうさぎと触れ合える大久野島って?
北海道や沖縄など、国内旅行は素敵な観光地がたくさんありますが、今年の夏は「冒険」をテーマに、うさぎたちが暮らす島へ遊びに行ってみませんか?
うさぎまみれの一日を過ごせる、大久野島をご紹介します!
■毒ガスとうさぎの国民休暇村……大久野島とは?
広島駅から電車とフェリーに乗って2時間半ほどで現れる小さな島。瀬戸内海に浮かぶ大久野島は国民休暇村です。
国民休暇村とは一般財団法人が運営する団体とその施設のことで、国立公園などに宿泊施設等を建設、人々に安価で利用してもらい、自然と触れ合ってもらうことを目的としています。
大久野島も島全体が休暇村となっており、大自然の中でサイクリングや海水浴を楽しむことが出来ます。第二次世界大戦時には毒ガスが製造されていたため、当時の資料館も併設。歴史について学ぶ機会にも恵まれています。
宿泊する場合もトップシーズンで11000円台からと、利用しやすい価格設定になっているのでオススメです。(1名あたりの値段。時期・プランによって異なります。基本は朝・夕食付、温泉あり)
しかし、大久野島の一番の特徴と言えるのは、やはり「うさぎ」です!
島には約700匹もの野生のうさぎたちが暮らしており、このうさぎに一目会いたいと世界中から観光客が訪れています
■大久野島のうさぎのここが可愛い
大久野島のうさぎたちはとってもサービス精神旺盛です。
フェリーから降りてきた観光客を見つけると、えさを貰おうと走って駆け寄ってきます。あっという間に囲まれて、あなたもうさぎハーレムを楽しむことが出来るのです!
島のうさぎたちは野生ですがとっても人に慣れているため、うさぎによってはおさわりOKな子(抱っこはNG)、ひざの上に乗ってくれる子も。サービス精神旺盛です。
島内のホテル近くの日蔭には生まれたばかりの赤ちゃんうさぎたちがうたたねをしていて、至近距離でうさぎ家族の生活を垣間見ることも出来ます。
■うさぎ島でモテるために
大久野島のうさぎたちは、えさを持ってきてくれる人たちが大好き!そんなうさぎからたくさんの支持率を集めたいなら、ペレットだけでなく野菜を持って行きましょう!うさぎは食べられるものに制限があるので、必ず調べてから用意してあげてくださいね。
うさぎのペレットは島へ行くフェリー乗り場の近くでも販売されているのですが、野菜は売られていません。そんなことも関係しているのか、やはり生野菜はうさぎの反応が違います。特に小松菜や水菜はとても人気で、手に持っていると草むらからたくさんのうさぎたちが顔を出して「ちょうだい!」とアピールしてくれました。
葉野菜を一本一本少しずつ食べてくれるうさぎの可愛さは、何物にも代えがたい癒しを与えてくれます。スーパーやコンビニなどで2、3袋購入してから島へ来ると、うさぎと過ごす時間の充実度が段違いに高まるはずです。野菜は各宿泊先近くにあるスーパーであらかじめ購入しておくことをおすすめします。ちなみに筆者は広島駅近くにスーパーがあるのかわからず、広島駅前のデパートで購入しました。急いでいる場合はデパ地下の野菜コーナーに行ってみるのも良いかもしれません。
大久野島は、人間の数よりうさぎの方が多い島。
島までのアクセスは少し時間が掛かりますが、絶対に行って良かったと思える場所です。
緑豊かな自然と、ふわふわなうさぎたちとの触れ合い。この夏はぜひ、大久野島まで足を伸ばしてみて下さいね!
文/門限六時
大久野島ホームページ:http://www.qkamura.or.jp/ohkuno/