電車の時間を有意義に過ごすには? 睡眠、ストレッチ、そしてイメトレ!?
電車といえば、現代の社会人や学生に欠かせない大事な交通手段。
その移動時間の過ごし方は人それぞれでしょう。なかには、居眠りやスマホばかりという人も多いはず。
でも、そんな時間をもっと有意義に過ごす方法はないのでしょうか。
そこで、往復3時間かけて大学に通っている筆者が実践している、時間活用法3選を紹介します!
■1. 初級編:寝る
朝晩寝る間もない多忙な方にとっては、通勤・通学のあいだは貴重な睡眠時間。
でも、疲れているとどうしても体勢が崩れて隣の人に迷惑をかけてしまうなんてこともあるかもしれません。
そうならないためのコツをご紹介!
・少し足を開き、重心を低くする
・人様に寝顔を晒さないよう、顔を下に向ける
・バッグを持っている場合は太ももに置き、荷物と一体化するイメージで固定する
●寝過ごさない方法も!
徹夜明けのミーティングなど、超絶眠いけど寝過ごせないなんてシーンもあるでしょう。
そんなとき最も確実な方法は、スマホのアラームを「降りる駅に到着する1分前」に設定すること。
なるべく到着時間ギリギリに設定しないと、せっかく起きたのに「もうちょっと時間あるから…」と二度寝してしまうかもしれません。
●精神をリラックスさせるには瞑想を!
目をつぶってもなかなか寝付けないときは、「瞑想」がおすすめです。精神をリラックスさせるには瞑想を!
企業のなかには、仕事をする前に数分間の瞑想を取り入れているところもあるとか。集中力も上がり、作業効率もアップするそうです。
さらに、ストレスも軽減されるなど、その効果は科学的にも証明済み。騙されたと思って、一度やってみてはいかがでしょう?
■2. 中級編:ストレッチ
次はストレッチ。電車に乗りながら小顔体操や目のリフレッシュ、運動不足解消ができるのです。
●小顔体操
スキマ時間にできる簡単な小顔体操。電車のなかでもできる2通りのやり方を紹介します。
1.頬を膨らます!
左右の片方の頬を膨らまし、10秒かけて、空気を抜く感じで戻していく。座っていてやっても下を向いてやれば バレない。ほうれい線にもよく効きます。
モデル協力:彩香さん(Instagram @baby_coco0329)
2.ベロを出す!
そしてベロを口の奥に引く。これを繰り返します。顎に刺激がいき、効果的!
「電車内ではできないよ…」と思っているそこのあなた。安心してください!
あくびを装って口を手で隠すようにすれば、安心してできます(笑)。
目がスッキリしないあなたには!
●目の運動
10秒間全力で目をつむり、10秒間上を見ます。また、10秒間目をつむり、10秒間下を見ます。
この流れで左右も行うだけで目の調子も回復しますよ。特に朝は目がしょぼしょぼして眠い方も多いはずなので、お試しあれ。
続いては!
●足の体操
運動不足気味のあなたに朗報!電車内でエクササイズができます。
つま先又はかかとを上下に上げ下げを繰り返す。ふくらはぎなどに効きますよ。これは立っていても気軽にできます。
■3.上級編:イメージトレーニング
最後はイメージトレーニング。朝の電車などで1日の流れを確認することで、ムダのない1日を過ごせます。
1日の過ごし方をイメージし、頭の中で一回シュミレーションしてみるのも効果的。
スケジュール帳を見て予定を確認するのも良いですね。ついでに時間や場所の詳細も頭の中に入れましょう。
これでいちいち手帳やスマホを確認しなくても、自信をもって1日行動できるはず。
学生なら就職活動にも役に立ちますし、社会人として仕事をする上でもスケジュール管理は大切です。
いかがでしたか? 日々何気なく過ごしている電車での移動時間ですが、例えば片道1時間かけて40年間通勤すると考えると、その時間は累計2万時間にもなります。
この時間を有効に活用することは、人生を有意義なものにすることにもつながります。
「通勤時間を制すものは、人生を制す」といっても過言ではないのかもしれません。
注意!もし、電車内で高齢者や妊婦の方を見つけたら積極的に席を譲ってくださいね!
文/篠原隆徳