【慶應】文学部の「かわいい」女の子はどの専攻にいるの?
「慶應大学文学部の女の子」と聞いて、あなたはどんな女子を思い浮かべますか?
某ファッション雑誌のモデルのような女子ですか?文豪に全青春を懸けているような文学少女ですか?下北沢にいるようなサブカル系女子ですか?
実は慶應大学の文学部の専攻は17もあり、それだけ多様な「文女」が三田キャンパスを闊歩しているのです。
同じ文学部でも、どうやら慶應の「文女」は専攻によってかなりイメージや雰囲気が違うそう。
今回は、慶應の「文女」が専攻によってどれだけ異なるのかを慶應生60人にアンケートで調査しました。
「おしゃれ女子」は断トツで美美
「おしゃれな女子が多そうな専攻はどこか」という質問については、ぶっちぎりで美学美術史学専攻(通称美美)が1位を獲りました。
ですが、実際に美美専攻の女子に訊いてみると全員が全員「おしゃれ」なわけではないようです。
「量産型を量産型に着こなすことにどこかしら抵抗があるのか、自分の好きな方向性やスタイルに既存品を合わせる、っていうスタンスが透けて見える印象があると思う。(美美3年女)」
「全員がスタイリッシュなわけではないけど、一定数ビビアン勢やロリータな女の子はいるかな。あと、ピアスの形が個性的(美美2年女)」
「美美女子=おしゃれ」というイメージは、こだわりを強くもった一部の美美女子が人一倍目立つことに起因しているようです。
また、髪色がファンキーな人も何人かいるようです。「うーん、緑とか?(美美2年男)」
美美独特の授業に感化されて、髪をありえない色に染めたくなる人もいるのかもしれません。
頭も良くてキラキラ!英米文学女子
人間外見が全てではありません。頭の良さだって重要です。
文学部の数ある専攻の中でも断トツで「頭が良い」女子が多そうな専攻として選ばれたのは、英米文学。いったい英米女子はどんな子たちなのか、実際に訊いてみました。
「さらりと真面目に勉学をこなす人が多いイメージあるなー。
『手抜いてるよー』って笑ってるし、文学どっぷりです英語大好きですって感じでも無いんだけど、なんだかんだ授業もテストもきちんと取り組む人が多いと思う。(英米2年女)」
それなりに勉強はするけど頑張りすぎず、オシャレや遊びにも力を入れる。……色んな意味で「頭の良い」英米女子、他学部の女子も見習う要素がありそうです。
「かわいい女子」が多いのは社学と人間科学
かわいい女子が多いと評判の専攻は社会学と人間科学。同率1位です。
社会学専攻2年の男子に訊いたところ「他専攻よりも文学文学していないから、外交的な女の子が多い」そう。
さらに、「楽な専攻がいいって理由で入ってきてる人が10000%を占めているので楽観的でのほほんとしてる子が多い気がします」という意見も。
そこまで「勉強」に追い詰められない社学・人間科学の女子は、空いた時間をサークル活動や遊びに費やせます。何だか「かわいい」上にコミュニケーション能力も高い女子が多そうです。
社学は「ゆるふわ」人科は「キラキラ」?
(画像元はこちら)
では、社学女子と人科女子に具体的な違いはあるのでしょうか。
文学部生に聞いてみると、どうやら社学の女子の方が「ゆるふわ度」が高いそうです。一方、人間科学の女子は華やかな雰囲気をもちながら将来のこともしっかり考えている、「キラキラ」した女子が多いとか。
「履修の自由度が人科の方が高くて、その分自立性を求められるし、『自分は何を学びたいか?』ってのを社学よりも考える機会が多いからそうなるのかもしれない。(人科3年女)」
個性の強い「哲学」女子とは
17も専攻があれば、きらきらした女子大生にも屈しないような個性ある女子も出てくるのは当然のこと。特に「個性的」な女子が多い専攻として、哲学が首位を占めました。次いで美美、民族考古学がランクイン。
哲学の男子生徒に訊いたところ、たしかに個性的な女の子は多いそう。特にぶっとんでいるのはアイドル好きの女子だとか。
「哲学科の女の子にアイドルのこと聞いたら、『アイドルとはつまり哲学なんだよ』って言われたね(哲学2年男)」
さらにこの哲学科2年の男子は、アイドルオタクの哲学科女子からこう言われたそうです。
「アイドルの美とは、10代から20代前半の女性の持つ、純潔と成熟の間のいまにも失われてしまいそうな美であり、そこに刹那的な永遠をファンは見いだす」
……こんなことをしれっと言い放つ哲学科女子、恐るべしです。
よく探してみたら、他にも個性あふれる女の子に沢山出会えそうな予感がします。
専攻によって女子の雰囲気が大きく違う文学部。そこには、どんな女子でも受け入れてくれるような多様性があるようです。
文/城見島ほのか