まっしろごはんに何かける??第2ラウンド《プリン、イチゴジャム他》
※この記事は明治大学フリーペーパー工房の『bootleg vol.28 spring』からの転載です。
言わずと知れた日本人の主食といえば、ほかほか真っ白な“ごはん”。
そんなごはんに、一度はかけてみたかった(?)いろいろなものを、かけてみました!
■前回までのあらすじ
さまざまな食材をごはんにかけ、おそるおそる食べていくbootlegメンバーたち。
味噌やわさび、焼き肉のたれのおいしさに歓喜することもあれば、マヨネーズやオリーブオイルに絶望する。なかでも「あじの○と」は後々引きずることになる地味なダメージを与えた。
前回の記事:まっしろごはんに何かける??第1ラウンド《ねるねるねるね、オリーブオイル他》
そしてここからは、「ゲテモノゾーン」と名付けられた、一か八かの品々が続くので、読者の皆さんも心して読んでほしい……。
■ケーキ風(フルーツ缶+生クリーム)
「ビジュアル的に面白そう」という理由だけで生まれた一品(笑)。
「牛くさい笑(笑)」
「……思ったほどまずくなくね?」
「フルーツ大福つぶつぶ版みたい」
「頭おかしい店なら売り出せる」
「あったかいからダメなんだよな……」
惨劇を想像して作成された一品であったが、そこまでの酷評を受けなかった。ビジュアルも可愛らしいので、どこかの頭おかしいスイーツ店さん。商品化はいかがでしょうか。
■あんこ
ダメージ受けまくりの「あじの○と選抜」(詳しくは第1ラウンドを参照)が勝ち取った一品。おはぎという前例もあるが……? ゲテモノゾーンにいるのが不思議。
「おいしい!和菓子だわ!」
「これかけてもおいしくない?」
(生クリーム登場)
「うわあ!」
「うまっ!なにこれ!」
「128円でコンビニスイーツとして売れるよこれ!」
あんこ+生クリームという奇跡の組み合わせを生み出した「あじの○と選抜」。他メンバーも泣きついて試食させてもらい、メンバーの間に感動の嵐が巻き起こった。これは本当においしい。
■イチゴジャム
パンなら最高な一品。果たしてごはんでは……?
「ごはんとジャムがけんかしている……」
「悲しくなる味……」
「むなしい」
「なんでパンじゃないんだ……」
ドレッシングなどの酸味とは異なり、「甘酸っぱい」酸味とごはんとの相性は最悪のようである。やっぱりジャムはパンが一番!
■プリン
こちらもビジュアル的おもしろさを狙っただけの作品。プリンがごはんにのっているところを見てみたい!そんな好奇心の産物。
「チーズの劣化版(笑)」
「んー、まあ、それなりにおいしい」
「カラメルとごはんが……なんとも言えない」
この後、醤油を投入したところ、いける味になる。これに関してひとつ言っておくと、醤油+プリンはウニになるというのは嘘である。不味くはないが。
■チョコレート
見た目がエグい(笑)。狙ってもいないのに、インパクトのある一品になってしまった。ここまで、甘いものシリーズの大多数は「想像よりはマシ」という結果が出てきたが、果たして……?
「(文字にできない変なうめき声)」
「小学生のいたずらレベルだな……」
「はあ……(遠い目)」
「先生!彼が闇落ちしています!」
1人の男子大学生を闇落ちまで追い込んだ恐ろしい一品。誰ひとり、味の感想はおろか「まずい」とも言わない、企画の趣旨を超越した品であった……。
■ラムネ菓子
ここで、食べやすくするためにすり鉢とすり棒が登場! みるみるうちに白い粉へと変貌していくラムネ菓子! これをごはんにかけて、最後に原形をとどめたラムネ菓子をトッピングして出来上がり♪
「においがヤバいぞ……」
「酸味とごはんがミスマッチ……」
「他に比べればマシ……かも?」
「これは無理」
ゲテモノシリーズのフィナーレを飾るのは、不味さレベルも微妙な、なんとも言えない一品となりました! 白い粉と甘めの酸味にはご注意を!
ここで一同は思った。
「あれ……? この企画はごはんをおいしくする企画ではなかったのか……?」
それなのにある者たちはあじの○とのダメージをいまだに引きずり、またある者はごはんに希望を見いだせなくなった……。今こそ、ごはんにマッチするものを食すときではないか!
最終回予告:壮絶な実験は感動のラストへ??
まっしろごはんに何かける??第3ラウンド《ポテチ、うま○棒他》
文・写真/フリーペーパー工房
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