性格別に見る、あなたに合ったスケジュール帳
春、新しい環境とともにスケジュール帳も新調したいものです。
1年の予定を記録するための必需品、テキトーに買っていいわけがありません。
持ち主の性格に合う手帳、合わない手帳は確実に存在します。その見極めをしっかりしておきましょう。
(Photo by salchu)
①持ち物を軽くしたい「コンパクト重視」型
「スケジュール帳はすぐ取り出したい!」という方には、A7もしくはB7のサイズをお勧めします。ちなみに、
A7…74 x 105(mm)
B7…91 x 128(mm)
です。A7はシャツの胸ポケットにも入るサイズなので、男性は特に重宝するのではないでしょうか。
薄くて軽いということで、何か予定が突然入ってもささっと取り出せる便利さが良い。
■日本能率協会 ペイジェムマンスリー/A7サイズ
画像はAmazonより
ですが、このようなスケジュール帳はマンスリー(1か月の予定を俯瞰して見られるページ)のみの構成になっている上、1つ1つのマスが小さい。
予定が入ったときは用件を書くだけで限界。時間と場所を1マスにおさめるのに苦労します。大体はみ出します。
【向いている人】
・毎日身軽でいたい人。
【向いていない人】
・1日に違う予定を3つも4つも入れる人。
・字が大きい人、汚い人。
■EDiT B6サイズ
画像はAmazonより
ちなみに「EDiT」のB7サイズはコンパクトながら1日1ページあるので、多忙な人にも向いているかもしれません。ただ、胸ポケットには入れるには少し厚みがありすぎるかも。
②使えば使うほど愛着がわく「記録重視」型
「1年をがっつり記録したい」、という方には1日1ページのスケジュール帳が最適。
スケジュール帳ではなく日記と言っても過言ではない白紙スペースの多さ。
具体的なメーカー名を挙げると、「ほぼ日記帳」や「EDiT」、「MDノートダイアリー」など。
■ほぼ日記帳
Photo by masato_photo
■EDiT A5サイズ
画像はAmazonより
保管しておきたい映画や美術館のチケットなどを気兼ねなく貼れる、スペースの大きさ。時間のあるときに見返すのも一興です。
ただ、最大のデメリットは「重い」。これに尽きます。
特に学生は、荷物が多い日は持ち歩けないかもしれません。持って行けない日は、泣く泣くページをスマホで撮るハメに。面倒な事この上ありません。
【向いている人】
・マメな人。
【向いていない人】
・飽き性な人。間違いなく、梅雨をむかえる前に挫折するでしょう。
・普段から荷物が多い人
1日1ページのスケジュール帳は値段が高い分、自分に合わなかったときのダメージが大きい。購入する前に、自分はちゃんと使いこなせるか要検討です。
③女子大生は大体これ!「デザイン重視」型
若い女性にとっては王道かもしれません。
キャラクターのデザインが入ったB6サイズのスケジュール帳です。
■デルフィーノ手帳 Disneyダンボ B6サイズ
画像はAmazonより
大きめのSONY PLAZAやLoftに行けば、かなりの種類が揃っているキャラクターもの。
大抵がマンスリーとウィークリーの両方を兼ね備えているので、「サークルにバイトに遊びに……」と忙しい女子大生には程よく書きこむスペースがあって丁度いい。
②ほど厚みがあるわけではないので、比較的コンパクトで持ち運びも楽です。
ただ、大教室で全く同じデザインのものを使ってる人が高確率でいるので、個性を求める女子にはオススメできません。
【向いている】
・特定の好きなキャラクターがいる人。
持ってるだけに周りから「このキャラ好きなんだ」と無言アピールできます。
【向いていない】
・個性派、普通に見られたくない人。
良くも悪くも「いわゆる普通」のスケジュール帳なので、これで奇を衒(てら)おうとしても友達と丸かぶりするのがオチです。
④とにかく安く済ませたい!「プチプラ・シンプル」型
「金欠でどうしようもないけど予定管理をしたい」、そんな方には無印良品やコクヨのスケジュール帳がおすすめです。どちらも1000円以内で買えるので、お財布への優しさを感じます。
■コクヨ
画像はAmazonより
無印良品のスケジュール帳にいたっては、自分で日付を毎ページ書くタイプです。
今年の祝日は何日の何曜日なのかしっかり把握しておかないと、間違えてバイトを入れて泣くハメになりますよ。
これらのデメリットは、「すぐボロボロになる」点。安い分、表紙の紙が普通のノート同然です。
ちょっとバッグの中に乱暴に入れただけでグシャっと折れます。角がボロボロになります。バッグに入れてたお菓子と接触して油染みがつきます。
とにかく安いので、綺麗好きの方は汚れたら買い替えるのも一つの手かもしれません。
【向いている】
・物を大切に使う人
【向いていない】
・物持ちが悪く、いい加減な人
以上4タイプのスケジュール帳を紹介しましたが、本当に良いのは自分でお店に出向くことです。
実際に手に取って重さや開きやすさをチェックしてから、「これだ!」と思ったスケジュール帳を購入しましょう。
文/城見島ほのか