【新入生向け】サークルの選び方マニュアル
新歓期間まっただ中ですが、新入生の皆さんは入るサークルを決めましたか?
大きい大学だとテニスサークルは20以上、茶道やアニメといったマイナーサークルも何種類かある始末。
「どれに入ればいいのかわからない!!」と困惑している皆さんに、サークルの選び方をいくつかアドバイスします。
某大学の新歓期間の様子。どう見ても新入生よりサークルの数が多すぎる
大きいサークルばかり入るな!
大きいサークル=全体の人数が50人以上のサークル。
テニスサークルや歴史の長い学術系サークルは、それぐらい人数がいて当たり前。
知り合いを増やすのに最適な環境ですし、新歓コンパはワイワイして盛り上がること間違いなしですが、大きいサークルをいくつも掛け持ちするのはオススメしません。
(Photo by Tatsuo Yamashita)
理由は簡単。自分のポジションを確立するのが難しいからです。
新入生がたくさん入ってくる分、先輩に名前と顔を覚えられにくい。あなたによっぽど強烈な個性がない限り、先輩はすぐに新入生を忘れるものです。
もちろん毎回サークルに参加していれば同期や先輩と仲良くなれますが、大きなコミュニティに入ると人は気疲れするもの。大きいサークルは1つ入れば十分です。
解決策: 小さいサークルにも入ってバランスを
(Photo by Jun OHWADA)
小さいサークル=人数が20人以下のサークル。
探せば星の数ほどあります。新入生の数が少ない分、飲み会に一度参加するだけで先輩から覚えられます。
1人1人との距離が近くなるため、サークルでの自分の立場が確保されて安心感を得られる。
大きいサークルで楽単などの情報をゲットしつつ、小さいサークルで精神のバランスをとりましょう。
真面目系サークルばかり入るな!
大学生になったということで、一部の新入生は就職にも目を向けがちです。
意識の高そうな学生団体や、学術系サークルに入る学生も少なくありません。しかし真面目なサークルばかり入ると……
(Photo by lauren rushing)
学生団体や学術系サークルは真面目な学生が多い分、人間関係が複雑になりがちです。
サークル内でストレスを発散させようとしても、その矛先は会議や勉強に向くわけで、余計ストレスがたまること必須。
真面目系サークルは確かに自分のためになりますが、これも1つ入れば十分です。
解決策: ゆるいサークルと掛け持ちする
(Photo by Yasunobu HIRAOKA)
真面目系サークルに入る方は、「マジメ」とは真逆のゆるいサークルに入りましょう。
スポーツ、音楽、プロレス、アニメ……あなたの好きなことしかやっていない、あなたにとって「趣味」が堪能できるサークルに入ることをオススメします。
とはいえ、どこのサークルも人間関係のこじれは少なからずあるもの。そのコミュニティでも気疲れしたら、辞めればいいのです。
サークルは会社じゃない
(Photo by iyoupapa)
多くの新入生が勘違いしていますが、一度サークルに入ればそれで決まり、というわけではありません。
サークルは会社ではないので、「合わない」と思えばすぐに辞めればいいのです。せっかくの「人生の夏休み」、自分に合ったサークルに所属して思いっきり大学生活を楽しみましょう。
文/城見島ほのか