4月に覚えたい!就活や社会人との関わりで役立つPCメールマナー
(Photo by Esther Vargas)
大学生活が高校生活と異なる最大の点は、社会人とのかかわりが多くなるところだ。そんな社会人とのかかわりの中で最初に問われるのが、メールマナー。
特に教授への連絡は高校生のときノリでメールマナーを意識せずに送ってしまいがち。マナーに厳しい教授の場合は、失礼なメールを送られると癇癪を起こすだろう。
今回は、早目に覚えておきたいメールのマナー術を紹介したい。
件名は要件+送り主の名前がベスト
まず、件名は必ず書きたい。件名が書かれていないと、メールが「迷惑メールボックス」に仕分けられたり受取人に削除されたりする。
どんなにいいメールを送っていても、削除されたら意味がない。
件名のつけ方に迷う人は、下記のように件名をつけるといい。名前は括弧でくくると、要件と名前が分かれて見やすくなる。
本文の最初は受取人の名前と所属先
ほとんどの人が、友達に送るメールは要件から始めるだろう。しかし、目上の人に対しては相手の名前と所属先を記名してから連絡するべきだ。
相手の所属している会社や組織の名称を名前の前に書き、名前はフルネームで書き、名前の後には必ず「様」をつける。慣れてきたらフルネームではなく名字だけでもいいが、最初に送る際はフルネームを記載すべきだろう。
本文は適度に行替え
写真を見てほしい。携帯電話やスマホでは気にならなくても、パソコンから見ると非常に見づらい。
目上の人へのメールはパソコンで見た場合の見え方を考慮する必要がある。
ある程度の長さになったら、文章は途中で行を変えると見やすくなる。
最後に署名をつけよう
本文を書き終わっても安心するのは早い。最後に送り主の名前と連絡先を記載して完成だ。連絡先の情報は、送り主の名前(フルネーム)、所属、電話番号、メールアドレスが基本となる。
今回は社会人とかかわる上で基本となるメールマナーを紹介した。せっかくの大学生活。メールマナーに気を付けて社会人とも積極的にかかわりたいものだ。
文/貝殻良太