「おひとりさま」の方が楽しめる?「デザフェス」の魅力に迫る!
先週末の東京ビッグサイトは、いつにもまして人で溢れていた。
その理由は「デザインフェスタvol.43」が5月14日(土)、15日(日)に開催されていたから。
開場1時間前には、既に長蛇の列ができているような人気っぷりだが、実はこのイベント、「おひとりさま」でも十分に楽しめるのだ。
筆者が向かったのは15日(日)14時頃。この時間帯は1分も並ばずにチケットを買えた。
誰でも芸術を爆発できる「デザフェス」
デザインフェスタは、オリジナル作品であれば誰もが参加できるアートイベント。
1994年から始まり、今回は第43回目を迎えた。
※画像は公式HPのスクリーンショットです。
「デザフェス」に出展する人はプロ・アマチュア関係なく、自分の趣味を全面に出した作品をブースに並べている。
イラスト、写真、アクセサリー、雑貨、Tシャツ、フィギュア、……中には時計、石けんも見かける。価格帯もまちまちで、50円の紙粘土フィギュアを売っている人もいれば、3万近くの腕時計を売っている人もいる。
人とブースがとにかく多い
上の画像は日曜の14時の「デザフェス」の様子。1階だけではなく2階にもブースがあるので、全部回ろうとすると足が棒になること必至。
「自分のペースでブースを見たい!」「アクセサリー目当てでお買い物したい!」という人は、一人で回った方が効率が良い。
出展者の方とのキョリが近い
それでも「一人はなんか寂しいからイヤ」という方もご安心を。デザフェスは出展者の方と近いキョリでお話できるのが醍醐味だ。
「オススメの作品ありますか?」「これはどうやって作ってるんですか?」と質問すれば、大体の方は快く答えてくれる。
そのブースの忙しさを見極めてから、出展者の方に声をかけてみよう。
上の画像は、過去の出展者の方々から貰った名刺。どれもデザインが凝っている。
やたら着ぐるみの出展者が多い
どこか妖しげな雰囲気のブースにたたずむ羊や
超リアルな猫さんも。
写真を撮った後、握手をしてくれた。
ひととおり巡ったら、リアルタイム絵画鑑賞を
ブースを見て回るのも楽しいが、一度立ち止まって壁を眺めてみよう。
出展者が壁に大きな絵を描いているはずだ。
自分の体の何倍も大きい作品をバランスを崩さずに描ききれる出展者さんの力量に脱帽だ。
中には「気軽に声をかけてください」という札をかけている方もいる。
次回は11月!
※画像は公式HPのスクリーンショットです。
次回の「デザインフェスタvol.44」は11月26日(土)と27日(日)。
入場料1000円(前売り券は800円)なので、大学生は映画を1本観るよりも安い。興味がある方はぜひ足を運んでみてはどうだろうか。
文/城見島ほのか