学生の「本にしたい」を形にする、出版甲子園が企画募集中
※画像は公式サイトのスクリーンショットです。
自分の書いた本が書店に並んだらいいのになあと思うことはありませんか?「出版甲子園」は、あなたのそんな夢を叶えてくれる学生団体です。一体どのようにして夢を叶えてくれるのでしょうか?
学生でも本を出せる!
出版甲子園は、早慶東大を中心とした大学生により運営されている学生団体。その最大の特徴は「学生でも本を出せる」ということ。
▲過去に行われた決勝大会の様子。
今年度は6月26日(日)まで、全国の学生から「本にしたい」アイディアを募集し、団体メンバーによる審査・企画のブラッシュアップを経て、最終的に、11月に東京で行われる「決勝大会」で、有名出版社の現役編集者や書店員の前で書籍化をかけてプレゼンバトルを繰り広げます。
出版甲子園は商業出版を行っています。出版するまでの間、編集者の方などいろいろな人と関われる点も魅力の1つのようです。
実際に書店に並んだ本たち
これまで出版甲子園を通じて、31冊もの本が出版されました。
(画像はAmazonより)
『恋する昆虫図鑑 ムシとヒトの恋愛戦略』は、昆虫をこよなく愛する女子大生の著者が、人間の恋愛を昆虫の生態になぞらえて紹介。ちょっと困った“ムシ系男女”の対処方法を細かく分析したエンタメ本。
(画像はAmazonより)
『在日韓国人京大生が教える、憲法の視点からの日韓問題』は、在日韓国人という立場から日韓問題・日本国憲法、そしてその未来について、わかりやすく読みやすく中立的に解説した実用書。
(画像はAmazonより)
この他にも、第7回大会出場作品『凡人内定戦略』はシリーズ化され、2月には新刊『凡人内定完全講座』が出版されました。様々なジャンルの本が生まれています。
“書”悟はあるか?
応募資格はただひとつ、「学生であること」だけ。どんな学部でも、大学院生でも高校生でも、「本を書きたい」という気持ちさえあれば問題ありません。
出版甲子園で本を出した人の中には、最初の企画書はあまり書けなかったけれど、徐々に編集者に認められるような企画書が書けたという人も。本が書けるか不安という人でも諦めなくていいようです。
募集しているジャンルは、学習参考書、実用書、エッセイ、エンタメの4つ。自分が書いてみたい分野に合わせて書いてみるのもいいでしょう。文芸作品は募集していないので、ご注意ください。
締め切りは6月26日(日)。フォームに必要な情報を記入して送信すれば応募完了!締め切りまでならいくつでも企画を送ることができます。
出版を通し、学生一人ではできない体験をしてみませんか?
もっと詳しい情報や応募フォームは、出版甲子園公式ホームページにて。
文/すけまる