ひとり暮らしでも手軽に飼える「癒し系」ペットとは……?
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(Photo by Paul Ritchie)
気持ち悪い!
……と画面を閉じようとした方、待ってください!
よく見てみてください、意外と可愛くないですか…?
爬虫類の中でも可愛いと言われている「ヒョウモントカゲモドキ」
実は、ヒョウモントカゲモドキの魅力は外見だけじゃないんです!今回はその一部をご紹介します。
その前に…ヒョウモントカゲモドキって何?
(Photo by Markus Schroeder)
・ トカゲとヤモリの特徴を併せ持つ中間種のことです。まぶたや手足はトカゲ、尻尾や瞳はヤモリ、といった具合です。
・ ハイイエロー・タンジェリン・ブリザードなど、種類も豊富。
・ もともと中央~西アジアに生息しているため、家で飼うときはケース内を30℃くらいにする必要があります。
・ 夜行性で、性格は温厚。滅多に噛むことはありません。
・ 子供のうちは2週間に1度くらいの頻度で脱皮をし、どんどん大きくなっていきます。大人の体長は25センチほど。
魅力その1 飼育の簡単さ
ヒョウモントカゲモドキと飼い主の1週間は、このようになります。
月曜日 眺める
火曜日 眺める
水曜日 ご飯をあげる、お掃除
木曜日 眺める
金曜日 眺める
土曜日 ご飯をあげる
日曜日 一緒に遊ぶ(お散歩など)
見てください!ご飯は3日に一度で十分なのです!
子供の頃は毎日あげますが、大人になれば1、2週間空いても問題ありません。
(Photo by Dennis)
ヒョウモントカゲモドキの尻尾は、大人になるにつれて膨れていきます。その大きさ、周囲6センチほど。
この尻尾の中に栄養がたくさん溜めてあるため、しばらく食べなくても生きていけるのです。
また、トイレの場所を決めるときちんと守ってくれるので、お掃除も簡単。全く手がかかりません。
魅力その2 爬虫類では珍しいふれあい型
(Photo by Steve Rainwater)
ヒョウモントカゲモドキは、大人になっても25センチほど。他の爬虫類に比べて小さめです。
穏やかな性格で動きもゆっくりなため、手の上に乗せたり撫でたり(ハンドリング)することに向いています。
(Photo by Eduardo Santos)
あくびをしたり、眠そうにまばたきをしたり、舌をのぞかせたり…。色々な表情をしてくれます。
ただ見て楽しむではなく、ぜひ一緒に遊んでみてください!
※敏感になる脱皮の前後はハンドリングをお勧めしません。
また、筆者の家の子(現在15歳)は、最初はシェルターに篭りがちでしたが、次第にピンセットから直接エサを食べてくれるようになりました。
寿命が10年前後と長いので、時間をかけて仲良くなっていけるのも魅力の一つですね。
ヒョウモントカゲモドキの餌って…?
飼育において最大の難所はここではないでしょうか。
コオロギ、ピンクマウス(冷凍ねずみ)やミルワーム(みみず)…爬虫類を飼うには、このような生き物たちとも付き合っていく必要があるのです。
(画像はAmazonより)
筆者は虫が苦手でしたが、なんとかコオロギと共存できるようになりました。
空気孔の狭いプラスチックの虫ゲージに、卵パックや丸めた新聞紙を置いて、あとは毎日キャベツやニンジンの切れ端を入れてあげるだけ。家の中が少々賑やかになりますが(笑)、すぐに慣れます!
餌は、爬虫類ショップだけでなく熱帯魚のお店や一部ホームセンターでも購入できます。
終わりに
爬虫類好きにもそうでない人にも、ヒョウモントカゲモドキの魅力が少しでも伝わったのなら幸いです。
・一人暮らしを満喫しているけど、やっぱり少し寂しい…
・散歩に行ったり構ってあげたりをする余裕がないけど何か飼いたい…
・犬猫飼育禁止のマンションに住んでいる…
そんな大学生の皆さん、ヒョウモントカゲモドキとのまったりライフを始めてみませんか?
文/すもも
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