高学歴オタク女子が『シン・ゴジラ』も担当した監督のあの映画を斬る!
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最近、マンガ・アニメ作品の実写化の波が来ている。
『銀魂』『ジョジョの奇妙な冒険』『BLEACH』……「本当に再現できるのか!?」と、期待と不安でビミョウな心境になっているファンは少なくないだろう。
そこで今回は、マンガ・アニメが好きな女子大学生3人に集まってもらった。
場所は渋谷駅近くのカフェ。
話してもらうテーマは、「2次元作品の実写化」について。
マンガ、アニメの実写化は熱烈なファンが多いこともあり、批判されることが多い。
実写化が意外にも好評だった作品、悲惨な結果に終わった作品。その違いは一体どこにあるのだろうか?
さっそく対談スタート!
―今日はよろしくお願いします。さっそく、自己紹介をお願いします!
見た目は全員「キレイめなお姉さん」な雰囲気があるが、一体どんな「実写化」トークが見られるのだろうか。
※1「2.5次元」:2次元と3次元の中間にある作品やモノ、人を指す。ここでは2次元作品の演劇化を指している。
※2「テニミュ」:『テニスの王子様』ミュージカルの略。
大不評だった実写化は即答で『○○○○』
―じゃあ、まずは話しやすいテーマから行きましょう。
ずばり、実写化して失敗だと思った作品を教えてください!
『進撃』!今年大ヒットした『シン・ゴジラ』の樋口真嗣監督(総監督は庵野秀明)が担当した、あの『進撃の巨人』のことか。
画像は講談社コミックプラス公式HPからのスクリーンショット。
―その理由は?
実写版『進撃の巨人』は、「実写化」を掲げながらもあまりにも原作と違う設定を盛り込みすぎたのが敗因だったようだ。
また、人気キャラクターの「リヴァイ」が登場せず、そのポジションが「シキシマ」という謎の人物に代わっていたことも不評の様子。
原作の設定を破るのはご法度!
画像は公式HPからのスクリーンショット。
成功した『るろうに剣心』から見られる、キーワードは世界観?
実写化への不満をぶちまけてもらった後は、好評だった作品の話を。
3人の間で出た作品は『るろうに剣心』だった。
画像は公式HPからのスクリーンショット。
―今まで出た『進撃の巨人』『黒執事』『るろうに剣心』、全部ファンタジー作品ですよね。ファンタジー系って、舞台とか設定を再現するのが難しそうだなって思います。
(※) 枢やな:『黒執事』の原作者。
『テルマエ・ロマエ』は意外にも好評。その理由は……?
対談がヒートアップしていく中、時折話題に上がり好感触だった作品は『のだめカンタービレ』、『失恋ショコラティエ』、『仁-JIN-』など。いずれも日本を舞台にしたものばかりだ。
そんな中、
―え!この流れで行くと『テルマエ・ロマエ』は世界観ぶち壊しの刑で大バッシングを食らうのでは……?
画像は公式HPからのスクリーンショット。
そういえば、実写化『テルマエ・ロマエ』は主要キャラクター以外のエキストラを全員「彫りの深い外国人」にしていた。
原作の舞台や世界観にキビしい3人にとって、古代ローマを舞台にした『テルマエ・ロマエ』は配役の面白さが目を引いたのだろう。
―『ハガレン』の他にも、『銀魂』や『ジョジョの奇妙な冒険』も実写化の話が進んでいますよ!後半もよろしくお願いします!
今回は2次元好きの女子大生3人に、「実写化作品」が成功する条件について話してもらった。
対談の後半のテーマは「今後実写化される作品」について。どんな意見が出るのか、楽しみだ。
文/城見島ほのか
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