博報堂ブランドデザインと考える、新しい学生団体のあり方
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11月上旬、博報堂本社。
「学生団体 出版甲子園」に所属する大学生の小山さんと上野さんは、社員2人の前でプレゼンを行っていた。
前回のあらすじ
全国の学生から「本にしたい企画」を募集し、その商業出版を目指す「学生団体 出版甲子園」は、年々応募企画数が減っているという悩みをもっている。
出版甲子園が毎年行う「出版甲子園 決勝大会」の様子。毎年選ばれた企画者がプレゼンバトルを繰り広げる。
そこで、組織そのものの「ブランド」を見つめ直すことを仕事にしている博報堂ブランドデザインに相談。
リボン思考の考え方を元に、前回はインプットとコンセプトを考え、出版甲子園の「良い点」と「課題」を洗い出した。
今回は改めてコンセプト、そしてついにアウトプットの発表。2人は現状を打破するような「出版甲子園ブランド」のアイデアを考えられたのだろうか?
前回の記事はこちら:悩める学生団体を救う!?博報堂のブランドデザイン
出版甲子園はどんなブランドデザインを考えたのか?
「出版甲子園」のコンセプトはずばり……!?
“変態”学生をサポート!?
次に、アウトプットの部分。決定したコンセプトを元に、2人はどんなアイデアで出版甲子園のブランドを発散させていくのだろうか。
- 「私の知ってるこんな”変態”キャンペーン」をSNS上で行い、積極的に出場依頼をする。
- 変態性をPRするための実績づくりからサポート!(ex.ギネス記録樹立を手伝う、など)
- 企画書が書けなくても、変態であれば評価される評価方法に変更
コンセプトに合わせたポスター案も発表した。
2人は前回のインプットの中で、出版甲子園の「学生の若く、あらあらしい魅力を発信できる」という魅力と「商業出版やプロをどうしても意識してしまう」という課題に着目。
コンセプトに「若く!あらあらしく!」を掲げた。
さらに、熱い想いを持っているがそれをうまくアウトプットできず、周りから不遇にも「変わり者」扱いをうけてしまっている学生を変態学生と定義。彼らの偏愛を「本」というわかりやすい形で世に出すことで、「その道の学生専門家」として世間に知ってもらう施策、をアウトプットとして考えた。
プレゼン終了後
ブランドデザインのプロの反応は・・・?
プレゼンを終えた後は、社員の方からフィードバック。
前回のインプット・アウトプットの段階でもご協力いただいた博報堂ブランドデザインのボヴェさん、阿部さんはどんな感想をもったのだろうか?
この記事では省略するが、ボヴェさん阿部さんは何枚もの紙を用いてフィードバックを行った。2人の本気度が伺える。
原石を「磨く」のではなく「魅せる」
「ブランドデザイン」はどこでも適用できる考え方
プレゼンを終えた2人。自身の学生団体のブランドデザインを考えた感想は?
ブランドデザインが好評で、喜ぶ阿部さん。
今回、ブランドデザインを経験したことで出版甲子園を見つめ直した小山さんと上野さん。今後の出版甲子園がどうなっていくのか、期待大だ。
博報堂ブランドデザインが主催するBranCo!とは?
ボヴェさんが最後に話されていた「BranCo!」。
大学生向けに、今回のようなブランドデザインのコツを教えるイベントだ。テーマに沿ったプランを考え、ボヴェさん、阿部さんのような博報堂ブランドデザインの社員の方からフィードバックがもらえる。
今年も応募多数に伴い、〆切を延長したそうだ。
どんな場でも活用できる「ブランドデザイン」の考え方を、「BranCo!」で学んでみてはどうだろうか。
画像は公式HPからのスクリーンショット。
BranCo!の説明会は、12/3(土)に東京大学駒場キャンパスで行われる。
BranCo! キックオフイベント(説明会&セミナー)
BranCo!に出場するためには説明会に参加することが必要条件です。
【日時】
2016年 12月3日(土)
説明会:14:30~
セミナー:16:30~
※ 終了時間は18:30~19:00を予定していますが、状況により変動がございます。
※12/3が都合つかないという方は、12/6に追加説明会も。詳細は公式HPもしくはfacebookページへ。
【場所】
東京大学駒場キャンパス
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