聖夜に挑戦!非リア男子1人でもイルミネーションを楽しめるか?
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クリスマスイブ。日本ではなぜか、カップルが街中に繰り出し、愛を囁き合う日となっている。特にクリスマスのイルミネーションスポットはカップルだらけと言われているため、なかなか1人では行きづらい。
しかし、本当にイルミネーションスポットは1人だと気まずいだろうか。1人でも寂しさを感じずに十分楽しめるだろうと考えた筆者(彼女いない歴=年齢の男)は、東京都内にある有名イルミネーションスポットに1人で乗り込むことにした。
外国人や家族連れも多い!東京駅周辺
最初に向かったのは東京駅周辺。ここはイルミネーションスポットが多く、気軽にイルミネーションを楽しみやすい。
地上に出ると、丸の内イルミネーションの光が迎えてくれた。東京駅までの道は比較的空いており歩きやすい。
東京駅から皇居に向かって伸びている行幸通りには、カラフルな色彩のイルミネーションがある。風船を使っている点が面白い。
早速イルミネーションエリアに入ってみよう。行幸通りのイルミネーションエリアに入るためには、並ぶ必要がある。最後尾から並んでみたが、並ぶというよりは車道を歩くといった形だ。
前方も後方もカップル……。1人身の筆者には、ビル風の寒さが身に染みる。ただ、ずっと同じ場所に突っ立っているわけではないので、想像していたよりは気分が楽だった。
10分ほどでイルミネーションエリアに入れた。エリアの両脇にはカラフルな風船が設置され、独特の美しさがある。家族連れや観光に来た外国人も多いため、カップルの多さにうんざり……というほどではなかった。
イルミネーションは21:00までなので、終了時間が早い。楽しみたい人は早めに向かうといいだろう。
12月24日(土)~12月28日(水) 17:00頃~21:00頃(予定)
非リア男子の評価(5段階評価)
寂しさ 3(カップルは多いが、それ以上に家族連れなど他の人も多い)
美しさ 3(風船を用いた演出は幻想的だが、少し短い)
人の多さ 3(丸の内周辺のイルミネーションは混まずに見られ、行幸通りのエリアもすぐ入れる)
若いカップルが多い!? 青の洞窟
続いて向かったのは代々木公園。ここのイルミネーションスポットには、若いカップルがたくさん集まるという。並木道が青く光る姿は、まさしく「青の洞窟」。青一色の景色はとても美しい。
噂の通り、若いカップルが多い。東京駅周辺で冷えた体が、代々木公園でさらに冷やされる。
また、代々木公園にはカップル向けのサービスがある。
記念撮影のできるスポットがあるのだ。カップルが写真スポットの前で列を為して並んでおり、体だけでなく、心の温度も低下していく。
しかし、周りをよく見渡してみると、友人同士で来ている人も多い。話題となっている青の洞窟に1人では行きづらいが、友人同士なら行ける若者も多いようだ。
青の洞窟 SHIBUYA(代々木公園ケヤキ並木~渋谷公園通りまでの約750m)
11月22日(火)~1月9日(月・祝) 17:00~23:00
※12月31日は17:00 〜 1月1日 05:00のオールナイト点灯。12月25日、1月9日は19:00頃から点灯開始。
非リア男子の評価(5段階評価)
寂しさ 4(友人同士で来る人も多いが、カップル向けのスポットなど全体的にカップルの割合がかなり多い)
美しさ 4(代々木公園の暗さに青いイルミネーションが映える)
人の多さ 3(代々木公園内は歩きやすくてスムーズ。原宿駅周辺は混むので、代々木公園駅から行くといいかも)
カップル率がとても高い!? 六本木ミッドタウン
最後に向かったのは六本木ミッドタウン。ここには素晴らしいイルミネーションがあり、カップル率もかなり高いとの噂だ。
六本木ミッドタウンに着くと、早速見えてきたのは行列。会場の入口では、誘導スタッフが1時間待ちを告げていた。列に並んで進んでいき、最初に入ったのは謎のホール。列は止まることなく進んでいくが、先は長そうだ。
9割9分くらいがカップルだ。前も後ろもカップル。室内であるため、屋外とは違ってカップルの会話もとてもよく聞こえる。
「今度ディズニーシーのタートルトーク行きたい!すごく亀のトークが面白いんだって」
「いいね。今度時間空いていたら一緒に行こうよ」
そんな聞きたくもないカップルの会話が延々と入ってくる。室内であるため、体は寒くないが、気を紛らわしてくれるイルミネーションの美しさも雑音もない。
「4列でお並びください!」
スタッフが案内する。カップル2組だとちょうど4列になるが、1人の場合はどうすればいいのだろうか。そんな悶々とした時間が長く続く。そんな長い時間が過ぎ、ようやくイルミネーションの入口へ。
早速見えてきたのは並木道。暗さに白い光が映える。
続いて見えてきたのは、青白い光のイルミネーション。車道を挟んで両脇にあり、車もこのイルミネーションを見るためか渋滞している。
さらに進むとシャンパンのグラスをイメージしたイルミネーションが見えてきた。変わった形のイルミネーションが楽しめるのも、ミッドタウンの魅力のようだ。
ここまででもとてもきれいだが、まだ序章に過ぎなかった。次に現れるスターライトガーデンは筆者の度肝を抜いた。
真ん中のドームを中心に一面に青の光が花畑のように広がっていく。イルミネーションの規模は圧倒的だ。
周囲の色は頻繁に変化し、見ている人を飽きさせない。長い時間待った甲斐があった。
カップルの数は多くて寂しさは募るが、規模は大きくて価値があるイルミネーションだった。
六本木ミッドタウンイルミネーション 17:00~23:00(1~2時間待たされる場合あり)
非リア男子の評価(5段階評価)
寂しさ 5(カップルが9割。しかも、ほとんどのカップルがイルミネーションを見た後にイチャついている)
美しさ 5(イルミネーションの規模は圧倒的)
人の多さ 5(待ち時間が長い)
聖夜のイルミネーションは、ほとんどがカップルかと思えば意外と家族連れや友達同士で来ている人もいた。イルミネーションが好きだけど、1人で行くのは気が引けるという人でも、訪れやすい場所もある。
しかし、筆者は感じた。彼女が欲しいと。
文・写真/貝殻良太
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