新聞・雑誌・ラジオの今後の未来は?わかものラボで考えてみた
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皆さん、新聞や雑誌、ラジオに触れる機会はありますか?
「あまり無い」と答える人が多いと思います。
今回、わかものラボでは、これらのメディアが生き残っていくためにどうすれば良いか話し合いました。
わかものラボとは、ビデオリサーチ社が定期的に行っているワークショップのこと。様々な大学の学生たちが毎回出されるテーマについて話合います。
初対面の人たちと話し合うのは緊張しますが、就活や社会に出たときに必要となる「自分の意見を述べる力」が身につきます。グループワークが苦手で、就活に不安を抱えている人はとても良い実践練習になりますよ!
そもそも読んでいる?使っている?
まず、これらのメディアに、私たちはどのようなイメージを抱いているのでしょうか?
それぞれ、次のような意見が出ました。
新聞
・ハードルが高い(難しいと思ってしまう)
・無駄な情報が多い
・量が多い
・内容がかたい
・言葉が難しい
新聞に関しては、マイナスな意見が多かったです。最近は新聞を取っていない家庭もあるそうです。一方で就活生は、大学の図書館でいくつかの新聞を読んで就活に役立てているんだとか。
雑誌
・コレクション性がある
・季節感がある
・漫画雑誌は連載中の話に入っていけない
・買い続けると保管場所がなくなる
雑誌に関しては、プラスの意見とマイナスな意見が半々でした。今では雑誌の電子書籍化が進んでいて、月に約400円払えば、いろいろな雑誌が読み放題のアプリ「dマガジン」があるそうです。
ラジオ
・片手間で聞ける
・番組の内容やサービスが分かりづらい
・何で聞けるのかが分からない
・芸能人の裏情報が聞ける
このように、「どんな方法でラジオを聞くことができるのか、ラジオがどのような番組をやっているか、分からない」という意見が多かったです。今では、「radiko」というアプリでラジオをいつでも聞けるサービスがあるんだとか。
また、普段テレビには積極的に出てこないアーティストや芸能人が自分の番組を持っていたりするので、レアな情報がたくさん聞けるのも楽しみの1つとして挙げられました。
では、生き残っていくためには?
新聞
・写真をたくさん入れる
・電子版を作り、写真にタップしたら他のページに飛んでいけるようにする
・小学校のころから、新聞を使った勉強を取り入れる
「かたい」、「難しい」というイメージを払拭するためにも、写真を大胆に取り入れるといった「見やすさ」を重視した意見が多かったです。また、新聞を読むきっかけを作るために、新聞記事を題材にした教育が行われている中学校もあるそうです。
雑誌
・複数の雑誌を読むことができるアプリを作る。雑誌名の検索ができるとなお良し
・雑誌につける付録を魅力的なものにする
例えば、「[早稲田 ランチ]と検索したら、その情報が載っている雑誌が出てくるようになる」「電子版を作って、それにしかついてない得点をつける」といったアイデアが出ました。
また、付録を目当てに雑誌を買う人もいるとのこと。付録をもっと万人が欲しがるものにすれば買う人も多くなるのではないか。という意見も出ました。
ラジオ
・有名な芸能人を使って、ラジオをアピールする
・radikoで聞いた人だけに特典をつける
まず存在自体が知られていないラジオ。まずは、PR活動に力を入れるべきである。という課題が出てきました。
スマホを持つようになり、これらの媒体を使う機会が減ったという人も多いと思います。
図書館に行けば、様々な新聞や雑誌が置いてありますし、ラジオのアプリも利用しやすいサービスが多くなっています。
この機会に読んだり、聞いたりしてみてはどうでしょうか?
文・写真/ひなた
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