あたたかくて癒される。エルサ・ベスコフの絵本の魅力をご紹介!
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秋も深まり、風の冷たい季節になりました。
課題やバイトに追われ、渇いた心に冷たい風が染みる。
そんなときは可愛らしい絵本で癒されてみませんか。
今回はスウェーデンの絵本作家、エルサ・ベスコフの作品の魅力を紹介します。
子供を見つめる母の目
6人の子どもを持つお母さんでもあるベスコフの作品には少年少女を主人公にした作品が多くあります。「ブルーベリーもりでのプッテのぼうけん」はそんな作品のひとつ。
(画像はAmazonより)
お母さんの誕生日の贈り物に、ブルーベリーとこけももを摘みに森へやってきたプッテとブルーベリーの王様たちとの交流を描いたこの作品。子どもたちと森の生き物が可愛らしく描かれています。
小さな男の子の冒険をそっと影から見守るような優しい目線にあなたの心もきっと温まるでしょう。
(画像はELaMa booksより)
可愛い動物たち
ベスコフの作品には可愛らしい動物たちもよく描かれます。森で暮らす小人の家族の一年を描いた絵本「もりのこびとたち」にはそんな生き物たちがたくさん出てきます。
(画像はAmazonより)
岩の陰に隠れている毒きのこのようなものが見えますか?これがこびとの子どもたちです。こうもりに乗って空を飛ぶお姉ちゃんや大きなかえるに慰めてもらう末っ子など、みんな個性豊か。
森の動物たちと仲の良いこびとの子どもたちは大きくなると、なんと『ふくろうの学校』に入ります。
(画像はPinterestより)
そこは森中の子どもたちが集まる学校。ずらりと並んでふくろうの話に耳を傾ける幼い鳥や動物たちに癒されること、間違いなし。
ベスコフの絵本作品はもともと彼女自身の子どもたちに向けて描かれたもの。そこにはひとりのお母さんの優しさとぬくもりが溢れています。
可愛らしい絵本は、決して幼い子どものためだけにあるわけではありません。私たち、大きくなってしまった子どもだって手にとってよいはずです。秋の夜長に、絵本をひらいてみませんか?
文/Sayo
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