笑いすぎて大草原!?最近の流行語についてわかものラボで考えてみた
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(Photo by SEN Student Club)
「○○み」「~ンゴ」
最近、このような言葉を語尾につけている若者を多く見かけるようになりました。
皆さんはこのような言葉を聞いたことがありますか?また、実際に使っている人もいるのではないでしょうか?
先日、行われたわかものラボでは、大学生が現在使用している「流行語」について話し合われました。
わかものラボとは、首都圏の大学生が集まって、毎回提示されるテーマについて話し合い、議論を深める場です。就活生の人は、グループディスカッションの練習にもなります。
また、他の大学の人と交流ができ、多種多様な価値観を持った人々が集まる場なので、物事に対して新たな発見があるかもしれません。
それでは、現在どのような言葉が流行っているのか見てみましょう。
「○○みがある」
(Photo by Alliance for Excellent Edu...)
「ご飯行かない?」
「あ、行きたみ~」
「食べたみ」、「ねむたみ」。今では日常会話でも、語尾に「み」を付ける人が多くなってきたような気がします。
例えば、「行きたい!」っていうと強く主張している印象を与えてしまいがちですが、「○○み」をつけることで言葉に丸みを持たせることができます。
決断に白黒つけたくないとき、あいまいな返事ができる便利な言い方です。
「~ンゴ」
(Photo by Chip Griffin)
「食べるンゴ」「行くンゴ」「遊ぶンゴ~」
語尾に「~ンゴ」をつける。最初はTwitterでよく見られるネットスラングでした。
しかし、最近普段の会話の中でも使っている人が多くなってきました。これ自体には特に意味はなく、語尾になんとなくつけているだけ。
無意識のうちに言ってしまっている人もいるのではないでしょうか?
火つけ役はJK!?
(Photo by Toshihiro Gamo)
「これらの言い方を流行らせたのは誰なんだ…。」
話し合いの結果、大学生と比べて、SNS上でのコミュニケーションが盛んである女子高生が火付け役なのではないか。という声が多数上がりました。
また、今自分たちの周りで流行っている言葉は、ネットで書き込んでいた言葉が口語化したものなのではないかという結論も出ました。
定番の「草」。広がりすぎて…
(Photo by Leon Zhang)
定番になってきた「草」。
これは、笑った様子を示す表記である「ww」が草に見えることから、笑う=草として使われるようになりました。
「遅刻しそうだわー」
「草」
このような会話をしても違和感がなくなってきた人も多いのではないでしょうか。さらに最近は、大笑いしたときの表現を「大草原」というそうです。
「遅刻しそうだわー」
「大草原(wwwwwwwwwwww)」
会話の内容を冷静に聞いてみると、もはや何を言っているかわかりませんね。(笑)
年々、パワーアップしている私たちを取り巻く言葉たち。
ほとんどがネットの書き言葉から発生したもので、私たちの生活とSNSが切っても切れない関係になってきていることが明らかになっています。
使いやすそうな言葉もありますが、中には簡略化しすぎて、もう何を言っているのか分からないときがあります。
流行に乗っかるのもいいですが、日本古来の言葉を大切にしてみてもいいかもしれませんね。
(文/ひなた)
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