○○○が勝手に増えていく!?ゆる~い感じでちょっぴり恐怖の闇鍋やってみた
(photo by Luke Stevens)
冬真っ盛り、寒さも本格的な今日この頃。寒い冬にはやっぱり、鍋が食べたくなりますよね?
という訳で、Gaku-yomu編集部で闇鍋を決行してみました。
どうしてそうなった?というツッコミはさておき、果たしてどうなったのかさっそく見ていきましょう!
突然ですが、まず最初にネタばらしから。ここに書いた具材を3回に分けて投入していきますので、それぞれの回で何が入れられたのか当ててみてください。
入れたもの
部員Y
・玉子豆腐
・あたりめ
・はなあられ
部員H
・チーズ餃子
・みかん(3個)
・キーマカレー
部員A
・鮭
・唐揚げ
・モッツアレラチーズ
部員U
・きゅうり
・サバ缶
・餅
部員T
・かき揚げ
・みかん(1個)
・カキフライ
部員A’
・えびシュウマイ
・のり
・焼きそば
普通に美味しかった第一ラウンド
部屋のカーテンを閉め、電気を消して、第一ラウンドスタートです。割り下の豆乳がこぽこぽと煮える平和な音がします。
目を閉じつつ、順番に具材を投入。真っ昼間に行っているため、目を開けていると外の明かりで鍋が何となく見えてしまいます(笑)
もっぱら、包装を取る「バリバリ」という音、固体を放り込む「ポチャポチャ」という音がしています。
出来上がったのがこちら。電気を消して試食スタート。
「おいしい」
「きゅうり入れたの誰」
「魚介の味がする」
「熱っ!舌火傷した」
薄暗い中、具材を口に突っ込むため火傷には注意が必要。味は魚介のうまみが染み出してとても美味しかったです。
投入物
玉子豆腐、チーズ餃子、鮭、きゅうり、かき揚げ、えびシュウマイ
初回のためみなさん控えめの具材チョイス。
どんどん増えていく○○○に恐怖を覚える第二ラウンド
最初の具材が無くなったところで、第二ラウンドスタートです。
今度は、包装を破る音に加えて、何だか得体の知れない「シャリシャリ」というような音がします。豆乳が少なくなったため、自分の入れたものを各自必死に押し込んで隠します。
完成品がこちら。この後豆乳を継ぎ足して試食スタート。
「みかんだらけなんだけど…」
「みかん以外のものが欲しい」
「サバ缶どっか消えた」
「ホットミカンおいしい」
なんと、合計4個ものみかんが投入される結果に。みかん(1個)を入れた部員Tは、あと3個ものみかんが投入されていることに気付かず、鍋の中で増えるみかんにおびえたそうです(笑)
味は、「しょっぱいスープの中に熱いみかんがごろごろ入っている」状態。みかんの薄皮が2つの味が混ざるのを防いでくれたようです。こんなに薄皮に感謝した経験は今までにありません。
投入物
あたりめ、みかん(3個)、唐揚げ、サバ缶、みかん(1個)、のり
みかんのせいで記憶から消え失せる他の投入物たち…。
混沌の中〆に突入した第三ラウンド
大量のみかんをあらかた食べたところで、第三ラウンドに入ります。
今回も激しく包装を破る音がします。投入した後は具材を散らせるためかき混ぜタイム。これまでの戦いでスープが大分ドロドロになっており、かき混ぜないと具材が見えたまま沈みません。
こちらが完成品。明るい所で見ると、かなりカオスな状態に。
「食べてる音が鍋とは思えない…」
「またみかん取っちゃった!」
「あ、なんかおいしいもの入ってる」
「これシリカゲルだ」
具材を噛み砕くと、バリバリという鍋にあるまじき音がします。第二ラウンドの残りのみかんあり、うっかり混入した乾燥剤ありと、幾分混沌の様を呈しました。
濃厚な味に、満腹感がつのります。
投入物
はなあられ、キーマカレー、モッツァレラチーズ、餅、カキフライ、焼きそば
食感の主ははなあられ。〆の代わりに一気に投入された炭水化物に、キーマカレーとモッツアレラチーズと豆乳の濃厚な味が絡みます。
ゆる~く闇鍋をやってみて、感想
具材を食べきった後の残りのスープが以下の写真。見た目は混ぜすぎたみそ汁です。
「おいしい。ご飯と合う感じ」
「カレーとチーズは合うよね」
塩分たっぷりですが、味は結構おいしく仕上がりました。この後見事完食!
いかがでしたでしょうか?
常に何となく具材が見えている&食べている途中にネタばらししてしまうというゆるい闇鍋でしたが、寒さの中、心も体も温まるイベントとなりました。みなさんも楽しみながら寒い冬を乗り切って下さい。闇鍋にチャレンジする際には、完食できるよう配慮して、くれぐれも食べ物を大切に!
文・写真/中嶋彩乃