慶應ボーイでCEO!?:岡本啓太郎さんに突撃インタビュー!
(画像は編集部撮影)
慶應義塾大学に通いながら、SHALEのCEOもこなす岡本啓太郎さん(以下、岡本)に、我々は取材を行いました。一見するとクールな感じのする彼ですが、心のうちには尋常ならぬ情熱を秘めており、様々なテーマについて熱く語ってくれました。今回は学業を修めながらも、一企業のトップとして活躍する彼の魅力、そして彼の立ち上げたSHALEについて迫っていこうと思います。
SHALEとは
(画像はスクリーンショット)
岡本:SHALEは10代から20代の男性をターゲットとしたメンズファッションジャーナルです。男性をターゲットにした理由ですが、まずファッションで悩んでいる男性は実は多いと思うんです。女性がおしゃれになるには服やメイク、髪型など手段がたくさんあります。しかも、身近にいるお母さんが教えてくれることが多いです。でも、男性にはそれがない。男性は自分にとっての正解がわからないまま漠然と服を買っています。その割に男性は1年で平均30万円以上ものお金を服にかけているというデータもあります。これは非常にもったいないことだと思います。
僕が日本人に足りないのは自己肯定感だと思っています。そして、それを養うのに必要なのが挑戦と成功体験です。現状、男性の多くはファッションに関して自信を持っていません。それは男性がファッションに挑戦する環境が揃っておらず、正解が分からないからです。僕自身も昔は何も分からなくて本当にダサかったんですけど、色々な経験を経て自信を持てるようになりました。服は毎日着るものだからこそ、自分なりの正解を見つければ自己肯定感を高められると思います。SHALEを見てぜひ自信をつけてもらいたい。
起業のリスク・大手企業の内定を蹴ることへの不安
岡本:正直、かなり怖いです。でも、大事なのは自分がどう生きたいかですよね。頭がいい人は失敗する可能性も見えてしまってチャレンジするのが怖いかもしれません。でも、失敗した後どうやって暮らすか、どんな仕事をするかなど未来設計まで考えていれば大丈夫じゃないかなと思います。アイディアは、まず世に出さないと良いものなのかどうかわかりません。大企業が練りに練ったアイディアでも失敗することはあります。
岡本さんの好きなファッション
岡本:ワーク系の服が好きです。というより、ワーク服を現代的なデザインに昇華させた服が好きですね。
仕事の際に着る前提で作られた服は、使えば使うほど味が出る、そこが魅力だと思います。その代表例として、もともと作業着だったジーパンは、年代が古いものほど価値が高かったりしますよね。今着ている服は、80年代のアメリカ軍の軍服として着用されていたものです。作業に振り切ったデザインなのに、今ファッションとして価値があるというところが好きですね。
(画像は筆者撮影)
岡本さんにとってファッションとは
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岡本:哲学をまとっているという感じです。
服の価値がロゴやブランドだけで決まってしまうのは面白みがないと思うんです。流行っているから、まわりの人が着ているから、という理由で服を選ぶのは嫌なんですよね。たとえば「ジーパンはもともと作業着だった」というような、服自身が持つ隠されたストーリー性が好きなので。自分の信念にあった服を着ることができれば、ファッションは”まとう哲学”になるんじゃないかと思います。
今までで1番嬉しかった反響
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岡本:僕にとって、ファッションの情報を伝えることはあくまで過程です。ゴールはその人が服を実際に買ってきて周りの人に格好いいねと言われることなので、現時点ではまだ嬉しいと感じたことはありません。ただ、「何を買ったらいいか教えてください」など、次のステップに進もうとする気持ちが感じられる言葉をかけられると、「いつも見てます」と言われるより嬉しいですね。あと、「フルコーデ組んでよ」という声を聞くと、次のステップにつながるなと思います。
SHALEの展望
岡本:現在、服が大量に捨てられてしまっている現状があります。そのため、世の中で捨てられる服を0にする、画期的で新しい服を開発したいと考えています。具体的に言うと、電子ペーパーに色々な画面を映し出し、それを貼りつけた服ですね。同じ形の服を一枚持っているだけで様々なデザインを楽しめる、というものです。実現にはかなり時間がかかると考えていますが、もうすぐ誰もが服のデザインをできる時代になるかもしれません。
大学生へのメッセージ
岡本:まずバイトについて一言言わせてもらうと、ぶっちゃけバイトは時間の無駄だと僕は考えています。僕自身バイトをしたことがないんですよ笑。バイトってただ自分の時間を売ってお金を貰うって感じで自分に益が無いじゃないですか。だからインターンとか、働くことで自分にプラスになる仕事をすべきだと僕は思います。自分で磨いた力でお金を稼ぐ、という体験をした方がいいです。
次は僕のおススメの本を紹介します。僕のおススメの本は「エッセンシャル思考」です。ざっくり内容を説明すると、自分がやらなければいけないと思っていることの9割を捨てて、残りの1割に全力を注ぐって感じかな。大げさかもしれないけど、この本を読めばまじで人生変わります。時間のある大学生には本当におススメ。
最後は皆さんに僕の座右の銘を送って終わりたいと思います。
「努力は夢中に勝てない」
まとめ
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この記事を読んで、「岡本さんに会ってみたい」、「岡本さんの下で働いてみたい」、「SHALEが気になる」などなど考えた人もいるかもしれません。(筆者も岡本さんの下で働いてみたい笑)
そんな読者の方々に朗報である、なんとSHALEでは現在インターンを募集しているのだ!!!
応募動機がなんであれ、熱いパッションを持ってぶつかれば岡本さんはきっと認めてくれます。だから、ためらうことなく積極的に応募してみてほしいです。
では、ここらで筆をおかせていただきます。
SHALE公式サイトリンク➡︎ shale-inc.com
(文/みん,すだち,あこ)