スポーツとイケメンの秋!ミスター東大候補者にインタビュー at 東京六大学野球
※今回の取材、撮影は東京六大学野球連盟の許可を得て特別に行わせていただいたものです。
毎年、ミス東大とともに11月の駒場祭を盛り上げるミスター東大コンテスト。
その候補者4名が、なんと東京六大学野球の東早戦(東大−早大)に来場しました!
左から赤羽祐紀さん(No.2)、山口航大さん(No.1)、赤尾将希さん(No.3)、鈴木貴博さん(No.4)。
※No.5の木瀬哲弥さんは今回は欠席です。
インタビュー編!
今回Gaku-yomu編集部は、試合前に時間をとっていただくことに成功し、インタビューを行った。
編集部一同、東大のイケメンオーラを目の当たりにしてカチカチに緊張しながらの対面…。用意してきた質問をこぼさないようにしながらも、実は「今日はよろしくお願いします」の声から震えていた。
今回編集部が聞いた質問は7つ。
会話の中でプライベートや大学生活に関する質問などもさせて頂いたが、どれに対してもノリ良く、時には他の候補者の回答に対し「いやお前それは違うだろ!!(笑)」といった風にツッコミを入れる賑やかな場面もあった。
- ミスターコンに応募した理由・きっかけ
- 好きな東大野球部の選手は?
- ミスターコンへの意気込み
- 自分の好きなところ
- 最近のマイブーム
- 無人島に一つだけ持っていけるとしたら何を持っていくか
- 地元アピール
No.1 山口航大さん
――自己紹介
山口さん(以下、山口):ミスター東大エントリーNo.1の山口航大と申します。文科一類の一年生です。最近花粉症がちょっとヤバいです。
――ミスターコンに応募した理由・きっかけは?
山口:昨年、僕は一年休学しまして中南米(一番長かったのはメキシコだそうです)の方へ行きました。その生活が刺激に溢れていたので、大学に戻った時に普通の勉強をすることができなくなってしまいまして(笑)。だから、勉強が駄目なら別のことに集中した方がいいなと思いまして、エントリーしました。二外もスペイン語でした!
――好きな東大野球部の選手は?
山口:卒業された方なんですけど、宮台康平投手です。僕は北海道出身なんですけど、日ハム(北海道日本ハムファイターズ)が獲ってくれて、格好いいなという気持ちがありました。
――ミスターコンへの意気込み
山口:僕はグランプリを取るというよりは、面白い東大生いるなって思ってくれればいいなと思っていたんですけど、応援してくれる方がいてくれたので、その方々のためにもいい賞をとれるように頑張りたいです。
――自分の好きなところ
山口:やりたいことをすぐに行動に移せるところがいいところだなと思っています。
――最近のマイブーム
山口:最近はなんか…わけのわからない動画を見るのが好きで、サッカーのオウンゴール集を延々と見ています。毎日Youtubeをめちゃめちゃ見ます!つい一日にかなりの時間見ちゃいます(笑)。
――無人島に一つだけ持っていけるとしたら何を持っていくか
山口:六法全書がやっぱり最強ですね!無人島ってやっぱり法律厳しいところありますし(笑)。そうなると自分からルールを作らないといけないので。
――地元アピール(山口さんの地元は北海道)
山口:北海道のいいところは、町全体の雰囲気が優しいところと、雪が綺麗なところです。
No.2 赤羽祐紀さん
――自己紹介
赤羽さん(以下赤羽):ミスター東大のエントリーNo.2の赤羽祐紀です。工学部の化学システム工学科の二年生です。
――ミスターコンに応募した理由・きっかけは?
赤羽:僕の軟式野球部の先輩で、中谷さんという方がいて、その人が去年ミスターコンでグランプリを受賞したんですね。その人の影響とかもあって、周りのみんなに出てみればと勧められたので、出ようと思いましてエントリーしました。
――好きな東大野球部の選手は?
赤羽:辻居新平さんです。
――ミスターコンへの意気込み
赤羽:学生生活でたった一度きりのチャンスなので、精いっぱい頑張ります。
――自分の好きなところ
赤羽:見た目的には笑顔、性格的には、落ち着いたところがいいところかなと思っています。
――最近のマイブーム
赤羽:めっちゃ最近(の話題)で、しかもめっちゃにわかなんですけど、ラグビーの応援が楽しいです!昨日(日本−サモア戦)はスポーツバーで見ました。今、日本でこういうワールドカップが開催されているので、自分自身もすごく盛り上がっています。スポーツバーとかよく行って見てます。高校がラグビー強いところで元々好きだったんですが、最近日本中が盛り上がっているので楽しいですね。
――無人島に一つだけ持っていけるとしたら何を持っていくか
赤羽:ガチサバイバルするなら、サバイバルナイフです!ちゃんと生き残ることを考えて(笑)。
――地元アピール(赤羽さんの地元は東京都)
赤羽:僕は東京の下町に住んでいるので、下町人情に溢れた人の明るさと、度量の大きさが自慢です!
No.3 赤尾将希さん
――自己紹介
赤尾さん(以下赤尾):ミスター東大エントリーNo.3の赤尾将希です。法学部の三年生です。
――ミスターコンに応募した理由・きっかけは?
赤尾:僕は友人が誘ってくれました。去年は出れなかったんですけど、今年は時間に余裕があったので、出ようかなと思いました。
――好きな東大野球部の選手は?
赤尾さん:あんまり知識は無いんですけど、僕も宮台康平さんが好きです。ちゃんと勉強して法学部を出て、野球もプロに行ける実力があったので…凄いなと思いながら見てて。
――ミスターコンへの意気込み
赤尾:全国の他の大学でも、数百人くらいミスコン・ミスターコン候補者はいると思うんです。僕もそうした中の一人なので、ミスターコンは自分が相対化される面白い機会だと思っていて。だからその中で自己像を面白く見せられたらいいな、と考えています。
――自分の好きなところ
赤尾:自分に対して自信があるので、そういうところがすごく好きだなと。
――最近のマイブーム
赤尾:今、勉強にはまっています!去年ぐらいまでは大学の勉強よりは…体育会系の部活に専念していたこともあって、そうした部活だとか、それをやめてからはデザイナーをやっていました。その反動なのか、今授業に行き始めてからは楽しくて仕方がなくて…自分が「面白いな」って思ってる授業を担当している教授に言われた論文を読むとか、大学生らしいことにはまっています。バイトもせず受験期より勉強しています(笑)。かといって、「資格を取る」とかはあんまり考えてないですね。
――無人島に一つだけ持っていけるとしたら何を持っていくか
赤尾:僕は白いご飯を。おかずは頑張れば無人島のものを探して作ればいいかなと(笑)
――地元アピール
赤尾:地元は岐阜県の「笠松」という町なのですが、笠松といえば「笠松競馬場」だと思います。オグリキャップや安藤勝己さんをはじめとする名馬・名手を輩出している、地方競馬界では指折りの競馬場なんです。レースの日になると競走馬が不通に一般道を渡っているという、なかなかユニークな光景が見られますよ。ちなみに僕は小さい頃に競馬場のコースを走ったことがあるのですが、結構馬糞くさいです(笑)
No.4 鈴木貴博さん
――自己紹介
鈴木さん(以下鈴木):エントリーNo.4の鈴木貴博です。東京大学の経済学部で、今二年生をやっています。
――ミスターコンに応募した理由・きっかけは?
鈴木:僕は、小学生や中学生の頃、不細工で、垢抜けていなかったんです。そこから自分で髪型や見た目を変えようとしました。見た目を変えると、「見える景色」じゃないですけど、周りの扱いとかも変わってきたんですね。それで、見た目を変えることを通じて、自分の中身をもっと伸ばせればと考えて出ようと思いました。中学・高校と男子校だったんですけど、みんな見た目に気を使っててオシャレで。「このままだとヤバい」って思って、まずメガネをコンタクトに変えました(笑)。
――好きな東大野球部の選手は?
鈴木:僕の高校の二個上の先輩なんですけど、福井拓さんという方ですね!(こう言いながら検索画面を見せてくれました)
――ミスターコンへの意気込み
鈴木:今はミスター東大と言って企画に呼んで頂けたりチヤホヤして頂けたりしますけど、この期間が終わったらグランプリとか準グランプリとかある程度形に残る印象がないといけないかなと思うので、やるからには頑張りたいと思っています。
――自分の好きなところ
鈴木:あんまり僕は自分の好きなところないんですけど(笑)いい友達が多いことですね。
――最近のマイブーム
鈴木:この後(当日は赤尾さんの後でした)ですごく言いづらいんですけど、僕全然勉強してなくて(笑)最近はまっていることというよりはミスターコン関係で始めたんですけど、ライブ配信(LINEライブ、インスタライブなど)がけっこう楽しいです。今は忙しくて毎日はしていないんですけど、一時期は暇があれば毎日配信していました。
――無人島に一つだけ持っていけるとしたら何を持っていくか
鈴木:僕はダメ人間なんで、おそらく一人だと三日くらいで死んじゃいます。だから有能そうな友達を一人連れていくか、ポケットWi-Fiですね(笑)
――地元アピール (鈴木さんの地元は神奈川県)
鈴木:とても静かでゴミひとつ落ちていない平和な街です!
応援編!~貴重オフショットも~
雨天で試合の開始時間が延期になるなど多少のトラブルもあったが、インタビュアーの無理難題にも笑って付き合って下さったミスター東大の皆さん。
途中で雨が降ってきてしまったため、傘を差して会場へと移動した。
候補者同士で和気あいあいとしている様子で、皆さんの大学生らしい仲のよさもうかがえる。
若者にもっと神宮球場への興味を持ってもらうため、大学生主体で活動し続ける「東京六大学野球ゼミナール」が主催したフォトブース企画&チェキ企画にも参加。
六大学それぞれのユニフォームを着用して自由に撮影ができるフォトスポットがある。
スタッフや観客の楽しそうな声が響いていて、この場所はとても賑やかだ。
こちらの写真、思わず「あれ…?」と呟かずにはいられない。
フォトブースで「なんか人数分無いんだけど」と笑っていた皆さん。鈴木さんと赤尾さんはライバル校である早稲田大学のユニフォームを着用したのだった(でも、その後ちゃんと交換をした模様)。
「こんなの撮らせてもらって良いのか?」というツッコミをしたくなる鈴木さんのオフショット中のオフショットも撮れた。
撮影者の頬も自然とゆるみ、シャッターを何度か押させて頂いた…。
そんな写真はコチラ↓である。
シャッターを押す度に感じることではあったが、皆さん応援の仕方に個性がある。
試合中にも雨が強かったり風が強かったりする場面があったが、カメラを向ければこんな風にクスッと笑わせてくれる一面もあった。
当日、観戦していたのは東大の応援席。雨足が強くなる中、真剣な眼差しで試合を見つめていた。時折応援団が席を回り、皆さんにも熱い応援を求める場面が。学ランを着こなした応援団員に「ミスターコンの人ですよね!」と話し掛けられ、それにもしっかりと応じていた。
なんとこの爽やかな団員の彼は一人一人のエントリーナンバーまでも覚えており、皆さんも口々に「えっ全員覚えてるの!?すげえ!!」と叫んでいた。
昼食に、メンバーの持ってきたパンを皆さんで分け合うというほほえましい一面も見られた。
東大の応援団の熱のこもったエールに合わせ、盛り上がる観客席。試合時間を経るにつれ、皆さんの応援にも熱が入っていた。時間の都合により、鈴木さんと山口さんは途中で離脱。
肌寒さの中、赤尾さんと赤羽さんは最後まで残り、東大の校歌も歌っていた。
東大は善戦したものの、残念ながら0−3で早稲田に敗れてしまった。それでもみな、応援席にて真剣な眼差しで選手を見つめ、最後まで諦めずに選手に声援を送っていた。知性だけでなく、かっこよさ、そして人間性まで身につけている彼らには筆者も脱帽であった。
野球経験者であった筆者はもちろん、同行した野球にあまり詳しくない編集部員たちも「応援するの楽しかった!」と笑顔を浮かべていた。野球は人に元気を与えるスポーツだなと改めて実感した。
ミス&ミスター東大コンテストが行われる東大駒場祭は、11月22日~24日(金~日曜)の間で開催予定だ。22日の10時~12時がアピールタイム、24日の14時30分~15時が結果発表となっている。
彼らの熱気やオーラを、駒場祭にて肌で感じてもらえたらと思う。
そして今回、一人一人に「キャンパスへの出没率」も聞いてみた。どの方もおおよそ平日5日間は授業があるようで、出没率は全員揃って80%~120%との回答が得られた(特に赤羽さんは土曜日も部活動の関係で居るそうなので、“120%”と抜群の出没率)。
ミスターコンを応援してくれている方々から声を掛けられることは皆さん大歓迎だそうだ。もし彼らがキャンパスを歩いていたら、一度応援のメッセージを伝えてみるのもいいかもしれない。
最新情報を知りたい方・ミスターコンについてもっと知りたい方はこちら!
No.1 山口航大さん→@mrtodai_19_01
No.2 赤羽祐紀さん→@mrtodai_19_02
No.3 赤尾将希さん→@mrtodai_19_03
No.4 鈴木貴博さん→@mrtodai_19_04
No.5 木瀬哲弥さん→@mrtodai_19_05
今回の取材は「東京六大学野球ゼミナール」さんのご協力により実現したものです!なんと現在は5期生を募集中です。「チームで何かを成し遂げたい」「大学生のうちに貴重な体験がしたい」「六大学野球に興味がある!」という方は要チェック!
➡東京六大学野球ゼミナールTwitter:@big6_seminar
➡以前の紹介記事はこちらからどうぞ!
(文:濱井 正吾)
筆者Twitter:@hamaishogo1111(9浪はまい)