【イベント告知も】「偶然の出会い」から新しい世界が広がる！慶應生が作るフリーマガジン『Magadipita』とは？

by Gaku-yomu編集部 · 2020/01/08

「今の日常には飽きた。でも自分がハマりそうな新しいことって分かんないし、どうやって見つけたらいいんだろう？」
「世界の諸問題に興味はあるけど、専門書とかニュース記事とか読むのはちょっとなあ」
「今の生活は忙しい。社会問題には興味あるけどちょっと難しい。だから手軽に色んな物事を知りたい」

…といった思いを抱きながらも、なかなか行動に移せないそこのあなた！

新しい刺激を求めながらも、基本的に大学生というのは物ぐさな生き物。勉強するからには、どうせなら楽しく情報を手に入れたいですよね。

「少しでも日常とは違った新しい何かに触れたい…」。

そんなお悩みを持っている方にご紹介したいのは、慶應義塾大学公認の学生団体「S.A.L.」が発行するフリーマガジン『Magadipita』。

今回は新たなワクワクとドキドキが詰まった『Magadipita』の魅力と、1月に開催される特別イベントについて紐解いていきます！

慶應の学生たちが作るフリーマガジン『Magadipita』とは？

『Magadipita』は、総勢20名の大学生が集まって活動を行う、慶應義塾大学公認の学生団体「S.A.L.」が発行するフリーマガジンです。

まず最初に気になるところは「Magadipita」という何だかオシャレな名前の意味や目的。
こちらは、どうやら「Magagine　×　Serendipity」という意味なのだそう。

Serendipityとは、

素敵な偶然に出会ったり予想外のものを発見したりする能力のことです。

Magadipitaを手に取った一人一人が思わぬ「知」と出会えるように。

世界中の出来事に距離を感じているといった若者たち（特に学生）の、

現状を変えたいという想いから生まれました。

ファッション/アート/音楽/食/映画…

日常生活における身近なものを切り口に、

国内外の様々な社会問題を当雑誌で取り上げます。

年に1回の発行にむけ、

企画から紙面デザインまで全ての過程に携わりながら制作しています。

（出典：『Magadipita』公式サイトより）

彼らの公式アカウントのプロフィールにも書いてある通り、「手にとったあなたが”予想外の何か”に出会えますように」というメッセージがMagadipitaには込められているようです。

若者にとって社会問題、ましてや国際問題は少し遠い世界にあるもの。だからこそ学生自身がMagadipitaを通して、そういった問題に少しでも学生が近づけるように情報を発信し続けています。

現代は優れたIT技術が浸透し、検索履歴や購入履歴がコンピュータに把握され、もはや私たちの思考と好みはスマートフォンの誘導1つに左右されてしまっているかのように思えます。

でも、そんな日常の中で主体的に発見できる社会の「予想外」にこそ、新しい問題意識を見つけられたり、「気になる！」と思える話題を探し当てられたりするのかもしれませんね。

また、Magadipita発行団体のS.A.L.は、大学生の優れたフリーペーパー団体を選ぶコンテスト「Student Freepaper Forum」においても優秀な成績を収めているとのこと！

・Student Freepaper Forum 2017 ・・・モリサワフォント賞
・Student Freepaper Forum 2018 ・・・デザイン・編集・企画の各部門にて６冠を達成。
・Student Freepaper Forum 2019 ・・・決勝進出６団体に選出（ベスト6）

実はMagadipitaのInstagramを見てみると、この優れた結果も納得！と思わせられるほどの素敵な一面が見られちゃうんです…！

次の章でそれについて見ていきましょう！◎

Magadipitaの魅力とは？ー見ていて飽きない素朴で温かみのあるデザインの数々！

大学生20人で1年かけて制作しているMagadipita。

企画からデザインまで彼ら自身で手掛けているだけあって、おしゃれなイラストと文章がしっかりとマッチしていて、思わず目を引かれます。

以下ではInstagram内からいくつか画像をピックアップさせて頂き、ご紹介していきます！

①エレファントツーリズム

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普段はできないことにチャレンジしたい海外旅行。例えば自然豊かな国を訪れたら、動物と触れ合ってみたい。でもそんな「してみたい」っていう好奇心が、動物をひどく傷つけていることがあるんです。・例えばタイには象に乗れたり一緒に水浴びができたりするエレファントパークがたくさん。ただ実際その多くは、象が住むのに適していない環境なのが現実。敷地が狭かったり、繋がれている鎖が短かったり。行われるショーに出演する象は幼い頃から「ブルフック」という棒によって暴力を振るわれたり。・また、そのような商業的な施設でなくても、象の「サンクチュアリー（保護区）」という名前がついていながら象の飼育環境として適していない所があるんだとか。・・・このような、象に会えることを魅力としている「エレファントツーリズム」に対して、「倫理的ではない」また「動物虐待である」と、多くの人が反対しています。 NGO『ワールド・アニマル・プロテクション（WPA）』の調査によると、アジアの観光地にいる象の約８割は正しく住むのに適していない環境にいるみたい。・・・エレファントツーリズムが行われている地域では昔から象と一緒に暮らして仕事をしてきた歴史があります。昔、象に材木を運ばせる仕事をしていたけど、政府が1989年にその活動を禁止に。その結果、多くの象と飼い主はエレファントツーリズムを収入源にし始めたのだとか。・そこで、最近は「倫理的なエレファントツーリズムなら認めるべき」という声も。様々な動物愛護団体が、パークの環境を評価して観光客や業者に伝えています。倫理的に運営されているパークには経済的な支援を行う旅行会社も。・このように様々な施策が取られている中、求めて訪れる人がいるからこそなくならない、倫理的ではないビジネス。象に限らず、トラやライオンなど他の動物に触れ合える観光スポットにも同じ問題が。・・・動物に触れ合える観光は「インスタ映え」する写真が撮れるから、SNSの普及によって促進されているとも言えます。でも一方で、インターネットのおかげで写真の裏側についても知れるように。きちんと調べて、選んで、訪れれば非倫理的なビジネス、そして動物を傷つけることにきっと加担しないで済むはず。・・・・・・・ #freepaper #freemagazine #elephant #elephanttourism #tour #travel #象 #エレファントツーリズム #エレファントツアー #旅

フリーマガジンMagadipita(@magadipita)がシェアした投稿 – 2019年11月月23日午後9時16分PST

こちらは昨今倫理性が話題になっている「エレファントツーリズム」を描いた一枚。タイには象に乗れたり一緒に水浴びができたりするエレファントパークがたくさんありますが、その一方で象が過ごすのに適していない環境なのが現実だそう。

シンプルなイラストでありながらも、パッと目を引くのが印象的です。画像と一緒に投稿されているテキストもじっくり読んでみてください。

②ちょっとひと手間

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『ちょっとひと手間』・忙しなく過ごしてしまうこの頃、時間ばかりを気にして、早くて簡単にできる方法を選びがちになってしまうことも。そんな生活に、「ちょっとひと手間」を。たとえば、インスタントの代わりにドリップコーヒーで淹れてみると、香りやコクの変化に気づけるかも。五感を研ぎ澄ましてみたら、ステキな楽しみ方が見えてきた。・・ 2020年1月11日、12日に今号のvol.7の発刊を記念してイベントを開きます。詳しくはプロフィールのURLから✍ ・・・・・ #magadipita #フリーマガジン #フリーペーパー #freemagazine #freepaper

フリーマガジンMagadipita(@magadipita)がシェアした投稿 – 2019年12月月24日午前4時00分PST

余計なことを考える暇がないほど忙しい日常、機械的な仕事や生活…。慌ただしい日々を過ごしていたら、気分も滅入ってしまいます。

こちらのイラストは、そんな生活に「ちょっとひと手間」を入れることで、普段は感じることのなかった新しい楽しみを見つけようというもの。

③時空を超えたメッセージ

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『時空を超えたメッセージ』今日何を着ようか。どこに行こうか。どんな映画を観ようか。日々の何気ない選択が、ときに時代を通して大きな影響を与えます。自分がした選択が他の人や地球の未来を知らずに変えてしまっていたり、明日、明後日、1年後の自分を形作ってたり。人生を決める大きな選択も、毎日の小さな選択も。どんな選択にも、いろいろな理由が隠れているはず。あなたは毎日、何をどんな風に選んでいますか？・・・今日からvol.7を紹介していきます✍ ・・・ #magadipita #フリーマガジン #フリーペーパー #freemagazine #freepaper

フリーマガジンMagadipita(@magadipita)がシェアした投稿 – 2019年12月月18日午前4時06分PST