【現役女子大生のトラベルノート】イタリアの一度は行きたい観光スポット~前編~
みなさん、自粛生活はいかがお過ごしですか?
筆者はストレスで毎日お菓子を食べまくっています。BMI数値を出したらあと8キロ増えても適正体重らしいということを知って調子に乗っています。
遊びに行きたいけど家から出られない、友だちにも会えない…かなり辛い日々がもう少し続きそうですね…
そこで!気分だけでも旅行した気分になってみませんか?今日はイタリアの魅力についてちょっとだけご紹介します!
学校の研修などで外国に行った筆者が、ちょっとずつその国を紹介していくこちらの企画。
記念すべき第一弾はイタリア編です!
南ヨーロッパに位置し、暖かく陽気な国、イタリア。旅行にもぴったりなこの国を、前後編に分けて紹介していきます!!
イタリアってどんな国?
・首都: ローマ
・公用語: イタリア語
・人口: 6千万43万人(60,430,000人)
・人気の都市: ローマ、ヴェネツィア、フィレンツェ など
・気候: 温暖で雨が少ない
気温は年間通して東京とほぼ同じで、日本より乾燥している
今回私が訪れた都市
ローマ
イタリアの首都でもあるローマ。多くの世界遺産や古代ローマ時代の遺跡が残っていることで知られ、世界中から観光客が集まる人気の観光都市です。
コロッセオ
古代ローマ時代、西暦80年に時の皇帝ウェスパシアヌスによって建てられたコロッセオは、当時は闘技場として使われていました。
約5000頭もの猛獣と数百人の剣闘士が火花を散らしたこの闘技場は、今なおその迫力を残し、多くの観光客を呼んでいます。
筆者がコロッセオを訪れた時は、イタリア政府が急遽「イタリア文化週間」というものを行っていた期間で、イタリア各地の国立博物館や美術館、歴史的施設になんと無料で入場できる期間でした。
ですが、チケット売り場には既に長蛇の列が。もともと入場する予定で、チケットも予約していたのですが、この文化週間によりキャンセルされてしまい泣く泣く断念しました……(そんなところもイタリアらしくて筆者は好きです)。
普段は入場チケットが12ユーロ(約1,460円)で販売されています。
フォロ・ロマーノ
皇帝の宮殿や神殿などの建物の遺跡が多くの残るフォロ・ロマーノは、紀元前8世紀〜西暦500年代に建設された、当時の国家の政治・経済の中心地でした。
こちらは遺跡の中を、歩いて見学することができます。今からずっと昔に、当時の人たちが歩き、言葉を交わし、国の重要な情報が「今自分が立っている場所で」行き交っていたのだと思うと、歴史のロマンを感じますね!
バチカン市国
ローマ市内にあり、世界最小の面積を持つ国、バチカン市国。ローマ教皇のお膝元であり、カトリックの総本山です。キリスト教の歴史に欠かせない施設が多く、世界遺産で構成されている国と言っても過言ではありません。
神聖な場所なので、バチカン市国に入る時は露出の多い服装はご法度。訪問するときには服装のチョイスに気をつけましょう!
ここには、かの有名なサン・ピエトロ大聖堂やシスティーナ礼拝堂、「最後の審判」や「アテネの学堂」といった絵画が収蔵されているバチカン美術館などがあります。
▲サン・ピエトロ大聖堂 内部
サン・ピエトロ大聖堂の内部はとても広く、天井も高くつくられています。あちこちに石像が据えられていて、最奥部のステンドグラスから漏れる黄金の光によって大聖堂の美しさがより増しています。
思わずため息が出てしまいますね…!
システィーナ礼拝堂内は撮影不可のため、最後の審判を写真に収めることはできませんでしたが、壁いっぱいに描かれた絵のその大きさは、圧倒され、言葉を失うほどの荘厳さでした。
▲「アテネの学堂」
バチカン美術館には「アテネの学堂」のほかにも、実に多くの美術品が収蔵されています。
また、この美術館もとても広いため、全体を見てまわるためにかかる時間はなんと5時間!
中庭やシスティーナ礼拝堂にも繋がっているので、1日中いることもできそうです。
ヴェネツィア
「水の都」とも呼ばれるヴェネツィアは、イタリア北部、アドリア海に浮かぶ島々からなる都市です。
色とりどりの建物が並び、街の隅々まで運河が張り巡らされ、ゴンドラや船がそこかしこに浮かぶその景色はまるで絵画のような美しさ。
イタリアに行くなら必見です!
サン・マルコ大聖堂
▲サン・マルコ寺院の正面
サン・マルコ寺院はヴェネツィアで最も有名な大聖堂。ヴェネツィアの守護聖人、聖マルコが祀られています。海のすぐそばに建っていて、水上バスからも見えるのですが、実際に間近で見てみるとその迫力に圧倒されました。正面の彫刻や装飾がとても豪華で、目の前には大きな広場があります。
床や天井は見事な黄金のモザイク画で飾られ、息を呑むほどの美しさ。筆者は天国がこんな感じだったらいいなあと思いました…。
この大聖堂の中は見学可能なのですが、写真を撮ることはできません。見学する際には気を付けましょう。筆者もひたすら目に焼き付けてきました。
この大聖堂の隣にはドゥカーレ宮殿という宮殿があり、こちらは現在美術館になっています。こちらも見学可能です。
ゴンドラ
ヴェネツィアといえばやっぱりゴンドラ!というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。観光用のゴンドラも多いですが、今でもこのゴンドラは現地に住む人々の大切な交通手段の一つでもあります。
▲ゴンドラから見える景色
ゴンドラは、歩くよりも少し速いくらいのスピードでゆっくりと走ります。筆者が乗ったときには街の一角を30分ほどかけてぐるっと一周しました。
ゴンドラには一台80ユーロで最大6人まで乗ることができます。何人で乗っても値段はこの金額なので、なるべく多い人数で乗るとお得です!
ヴェネツィアに行った際は、ぜひ水の都の雰囲気をゴンドラでゆっくりと味わってみてはどうでしょうか?
フィレンツェ
トスカーナ州の州都で、歴史的な建造物が多く残るイタリアの古都、フィレンツェ。
その市街地の中心部はまるごと世界遺産に登録されています。
ウフィツィ美術館
▲レオナルド・ダ・ヴィンチ「受胎告知」
イタリア国内の美術館の中でも有数の大きさを誇り、多くのルネサンス絵画が収蔵されています。こちらも筆者が訪れた時はイタリア文化週間のため長蛇の列が。ガイドさんの努力により、見学することができました!ありがたや…。
▲ボッティチェリ「ヴィーナスの誕生」
▲ボッティチェリ作「春」
収蔵されている中でも特に有名な作品は、レオナルド・ダ・ヴィンチによる「受胎告知」やボッティチェリによる「春」、「ヴィーナスの誕生」。サイゼリヤの店内でもおなじみの絵画ですが、こちらにあるものは本物!!
ほかにも数々の作品が収蔵されており、短時間ではとても見切れません。
1日かけて巡ることをおすすめします!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
イタリアは温暖で見どころも多く、観光にはもってこいの国です。古代から現代までの長きにわたる歴史を、国中の至る所で垣間見ることができます。
イタリア編(前編)はここで終わりですが、後編では南イタリアの地方都市とイタリアの食べ物についてご紹介します。ご期待ください!
(文/写真:百舌鳥)