【授業の合間に作れる!?】美しいハーバリウムの簡単な作り方〜誰でもプロ並みに~
「おうち時間をもっと有意義に過ごしたい…」
「何か新しい趣味が欲しいけど見つからない…」
と考えている、そこの貴方。
今回はそんな貴方に向けて、自宅でちょっとした時間があれば出来ちゃう「ハーバリウム」の作り方をお届けします!
ハーバリウムは、植物をオイルの中に閉じ込めた幻想的なインテリア。一見作るのが難しそうにも思えますが、実はハンドメイドの中ではかなり難易度が低く取っ付きやすいものなんです。新しい趣味を見つけたい方だけではなく、記念日やクリスマスのプレゼントに悩んでいる方にもおすすめです。
この記事では、“超”簡単に実演しながら作り方を解説していきますね。
ハーバリウムってそもそも何?
まずはハーバリウムについて少し紹介します。
①幻想的な気分になれるインテリア
ハーバリウム(英: herbarium)とは、「植物標本」という意味。瓶に専用のオイルを注ぎ、思い思いの花材(一般的にはドライフラワー)を入れることで、貴方だけの作品を作ることができます。
生花のお世話は、水を取り替えたり肥料を使ったりと色々面倒なもの。ですが、ハーバリウムは保存用のシリコンオイルやミネラルオイルを使うことで、半永久的に花を美しい状態のまま保つことができます。
そのため、お手入れはもちろん不要。最近では誕生日や結婚記念日のプレゼントとして選ばれることも多く、新しいインテリアとして人気を集めています。
②知っておきたい用語はある?
ここで、実際の作り方パートで用いる用語について紹介しておきます。
覚えておきたい言葉は以下の4つです。オイルについては引火点や流動点など、少し理系チックで難しい用語があるのですが、ざっくり知って頂くためにここでは割愛しますね。
1.ミネラルオイル
最も一般的なオイルです。花材が液体の中で浮きにくく扱いやすいので、初めての人にオススメ。価格も安めなのが嬉しいポイントです。
2.シリコンオイル
ミネラルオイルと比べ、花材の色落ちが若干緩やかなオイル。ちょっとお値段が高めなので、ある程度慣れた人や、ハンドメイド販売を行っている人によく使われます。
3.ドライフラワー
植物(花、葉、茎など)を装飾向きに乾燥させた花材です。もともと「花をいつまでも美しく保っておきたい」という思いから、中世ヨーロッパで誕生したそう。
4.プリザーブドフラワー
生花のうちに色を抜き、特殊な染料で装飾向きに加工した花材です。手触りはとても柔らかく、またカラーバリエーションも鮮やかなものが多いのが特徴。特に女性には喜ばれます。

まず、新聞紙や布の上に花材を置き、どれを使うのかを決めます。新聞紙を敷くのは、茎や枝を切っていくため汚れないようにするためです。
また、使う瓶にはここでササッとアルコール消毒をしておきましょう。少し経ったらキッチンペーパーなど清潔なもので拭き、保管しておきます。

筆者が今回使うのはこちら。冬なので寒色系の色合いにしようと思い選びました!
②実際に瓶に詰めていく

花材を決めたら、さっそく瓶に詰めます。
「え、もう?」と思われるかもしれませんが、実際に完成後に一番近い形でイメージをしていくことで、「なんか違うなあ」という失敗を防ぐことができます。
③オイルを注ぐ

花材の位置を調整後、今度は実際にオイルを入れていきます。今回使うのはシリコンオイル。最寄りの手芸屋さんにあった手頃なものです。
ポイントは瓶を斜めにしてゆっくり注ぐこと。何も考えずに入れると気泡が出来てしまうためです。気をつけていきましょう。
④蓋を閉める前に、5分ほど置く
キャップで閉じる前に数分間置きます。後から気泡がポツポツと出てきてしまうことがあるので、それを防ぐためです。
5分ほど経って問題なさそうであれば、蓋をして完成です!
自分だけのハーバリウムで、生活をちょっと楽しく

ハーバリウムの最大の魅力は、誰でもこうして簡単に自分だけの作品が作れることです。友達や恋人との特別な日に自分の手作りのものを渡したら、いつも以上に喜んでもらえるかもしれません。
ぜひ一度試してみてくださいね!
(文/一年明日)