【大学生必見】ひとり暮らしを〈安心して〉〈楽しく〉過ごすためにやるべき5つのこと
みなさんこんにちは!Gaku-yomu編集部 ライターのヒカリです。突然ですが、私は山形県の出身です。高校卒業までずっと山形県で過ごし、東京には両手で数えられる程しか行ったことがないくらいでした。そんな私も大学合格をきっかけに上京し、ひとり暮らしを始めてから来月でちょうど1年になります。この記事では、ひとり暮らしへの不安を抱えている新大学1年生やその保護者の方々に向けて、私がひとり暮らしをする上で「やって良かったこと」についてお伝えしたいと思います!
1.モニター付きインターフォンの設置
「モニター付きインターフォン」とは、インターフォンを鳴らした訪問者の顔を室内からカメラで確認することができるものです。初めてのひとり暮らしで急にインターフォンが鳴ると、誰が来たのかとても不安になりますよね。昼間ならまだしも、深夜に鳴ったときには怖くて眠れない…なんてことも。
私がモニター付きインターフォンを強く薦めるのは、なんと言ってもその防犯性の高さからです。モニター付きインターフォンを利用することで、誰が来たのか確認するために玄関ドアのスコープを覗きに行かなくても、部屋の中から確認できます。スコープを覗きに行くと、足音や気配でドア越しの相手に中に居ることを知らせてしまう可能性もありますが、モニター付きインターフォンを使えば相手にこちらの動向を知られずに、距離を置いて安全に確認することができるので非常におすすめです。インターフォンを鳴らした相手が誰なのか確認したいけれど出来ずに不安な時間を過ごすということも無くなり、安心して生活することができるようになると思います。
私が今住んでいる物件には元々モニター付きインターフォンがついていなかったのですが、入居前に不動産屋さんを通じて大家さんに交渉したところ、追加料金無しで快く設置していただけました。もし入居希望の物件にモニター付きインターフォンが無かった場合は、不動産屋さんに相談してみてはいかがでしょうか。また、配線工事の必要が無い後付けのものやスマートフォンに連動したタイプのものも市販されているので、ぜひチェックしてみてください。
2.補助錠の設置
モニター付きインターフォンに続き、こちらも防犯対策についてです。侵入犯罪における侵入口で最も多いのは「窓」だとされています。部屋の窓に補助錠を正しく設置することで、侵入者から解錠されてしまうことを防ぐ効果が期待できます。補助錠は簡単に設置でき、価格も手に取りやすいものが多いので、コスパが良く手軽にできる防犯対策だと言えます。
私はホームセンターで、上枠のレールに差し込み、ツマミを回してしっかり圧着させるタイプのものを購入し、使っています。(下の画像参照)

その他にも窓ガラスに貼り付けるものや、補助錠にさらに鍵がついているもの、警報器がついているものなど様々なタイプが販売されています。それぞれの特性を検討して自分に合ったものを選んでみてくださいね。
3.ゴキブリ対策
実は私は地元でゴキブリを一度も見たことがなく、東京に来て初めて見たときには思わず動転してしまいました。私と同じように北国出身の方の中には今まで一度もゴキブリを見たことが無いという方も少なからず居ると思います。そんな方のために、いざというときに焦らないための備えをご紹介します。
まず、ゴキブリが出ない環境をつくることが何より大切です。ゴキブリは「1匹見つければ100匹隠れている」と言われることもあるくらい繁殖力の強い生き物なので、“最初の1匹”を出さないことに全力を注ぎましょう。
1番簡単で確実な対策方法は、ゴミの取り扱いに細心の注意を払うことです。ゴキブリはゴミのにおいに寄ってくるので、においを発生させないことがとても重要になります。生ゴミは必ずしっかりと水気を切り、新聞紙等に包んで残りの水分も吸収させてから捨てるとかなりにおいの発生が抑えられます。ゴミ出しの日まで日数があるときは、それをさらにフリーザーバッグ等に入れて密閉し、冷凍しておくと腐敗しません。
「蓋付きのゴミ箱」※を使うのもおすすめです。私はさらににおい対策として、蓋の裏にゴミ箱用の消臭剤兼虫除けを貼り付けています。また、キッチンの油汚れや、ついつい見落としがちな床に落ちた髪の毛などもゴキブリの大好物なので、こまめに掃除をして清潔な状態を維持するように心がけましょう!!
次に、ゴキブリを屋内へ侵入させないために、忌避剤や殺虫剤を利用することも有効だと思います。ベランダ付近につり下げておくもの等様々なタイプが販売されているので、色々と検討してみてください。ハーブを利用した人体に優しいものもあります。私が愛用しているのは、気になる隙間にシューっとスプレー剤を噴霧するだけで約2週間その駆除効果が持続するものです。手軽で、忙しい大学生にぴったりな商品だと思います。加えて、万が一ゴキブリに出くわしてしまったときに焦らないよう、すぐ手に取れる場所に殺虫剤を置いておくと安心です。
※水分が残っている生ゴミを蓋付きゴミ箱で密閉してしまうと、中で蒸れてしまい逆効果です!!生ゴミについては、必ずしっかりと水気を切ったうえでゴミ箱に捨てるようにしましょう。
4.体調を崩したときのための備え
ひとり暮らしで体調を崩してしまうと心細いですよね。動きたくないほどしんどくても、自分でどうにかするしかない…という状況を回避するためには事前の備えが大切です。
まずは、自分が安心できる薬を常備しておきましょう。私は、市販の鎮痛剤・漢方薬(葛根湯・響声破笛丸など)・疲労回復剤・アスコルビン酸の原末を、すぐに取り出せる場所に保管しています。風邪のひきはじめや疲れからくる体調不良についてはこれらの薬で対処できることがほとんどなので、いつでも服用できるように準備しています。(症状がひどい場合は医師の診察を受けましょう。)
次に、簡単に栄養を取ることができる食品を買い置きしておきましょう。何かお腹に入れなければいけないけれど、料理をつくる気力もコンビニに買いに行く元気も無いというときがありますよね。私は、カロリーやビタミン等を手軽に摂取できるゼリー飲料やお湯を注いで溶かすだけの粉末スープをストックしています。このような食品は賞味期限が長いものが多いので、防災の観点からも良いかもしれません。“備えあれば憂いなし”ですので、未来の自分のためにもぜひ準備してみてください。
5.防災グッズの用意
いざというときに備えて防災グッズを用意しておくことはひとり暮らしをするにあたって非常に大切なことだと思います。私は非常食や飲料水、救急セットや軍手、タオル類、ウェットティッシュ、マスク、衛生用品、常備薬、ラップやポリ袋、小型ライトなどを一つのリュックに詰めて取り出しやすい場所に保管しています。

貴重品や身分証明書などは普段も使うので持ち出し用リュックには入れていませんが、いざというときになって「どこにしまったかわからない!」と焦らなくて済むように、必ず使ったら元の場所に戻すことを徹底しています。
災害に対するご家庭での備え~これだけは準備しておこう!~(首相官邸)
非常持出し品チェックシート(消防庁)
上記のサイトでは、非常持ち出し袋に最低限入れておくべきものがわかりやすく説明されているので参考になります。
最近では100円ショップの防災グッズコーナーも非常に充実していますので、まだ準備していないという方はこの機会にぜひ用意してみてください。
そして、防災グッズの用意とともにおこなってほしいのが、最寄りの避難所の確認です。お住まいの地域の自治体のホームページには緊急時の避難場所が載っていることがほとんどなのでチェックしてみてください。引っ越してきたばかりのときはその地域の土地勘がないということが多いと思うので、散歩ついでに一度避難所に指定されている施設まで行ってみるのも良いですね。
いざというときに自分の身を守れるのは自分だけです。日頃から高い防災意識を持っておきましょう。
最後に
以上が、ひとり暮らし歴1年の私が「本当にやって良かった」と思っている備えや心構えです。どれも手軽にできることばかりなので、ぜひ実践してみてください!!これからひとり暮らしを始める方や、既にひとり暮らしをしている方、そしてひとり暮らしをするお子さんを持つ方にも参考にしていただけたら嬉しいです。
今後もGaku-yomuでは大学生のひとり暮らしのお役立ち情報を発信していくので、ぜひチェックしてください!!
(文/ヒカリ)