学生が本を出せるコンペがあるって、知ってた?【第17回出版甲子園、募集期限延長決定!】

こんにちは!がくよむライターのねもです。
突然ですが学生のみなさん、
「自分の書いた本を出版してみたいなぁ」
と思ったことはありませんか?
文章を書くのが好きな人、個人的な研究活動をしている人、あるいは自分のノウハウを多くの人に伝えたいという人であれば、一度はそう思ったことがあるのではないでしょうか。
でも、出版社に「自分の本を出したいです!」と直談判しに行くのはハードルが高くてなかなか難しい…
そんなあなたに朗報です!
実は、本を出したい学生と出版社をつなぎ、商業出版の実現をサポートしてくれるコンペティションがあるんです!!
その名も【出版甲子園】。
一体、どのようなものなのでしょうか?
①出版甲子園とは?
出版甲子園とは、導入で述べた通り、本を出したい学生の商業出版を実現するコンペティションです。
”コンペティション”と言うからには、誰のどんな本でも出版社に売り込んでもらえるわけではありません。”甲子園”の名の通り、応募された企画の中から厳正な審査とプレゼン対決を経て、勝ち抜いたものが商業出版に漕ぎ着けるのです。
自分の出版企画の面白さをアピールし、さながら甲子園のように勝負を勝ち抜いていった先に「自分の本を出す」という夢の実現が待っている。これが、出版甲子園です。
そしてなんと、コンペを勝ち進んで決勝大会まで辿り着けば、大手出版社の編集者や豪華著名人ゲストの前で自分の出版企画をする機会が得られます。
本・出版業界に興味のある学生のみなさん、これは応募するしかないのでは??
②どうやって参加するの?
では、出版甲子園を通して自分の本を出すためには、具体的にどうすれば良いのでしょうか?
まずは、下記リンク先、公式サイトの「応募の手引き」に目を通します(企画書作成にあたって参考にするべき事項が詳細に説明されているので、必ず確認するようにしましょう)。
次に、下記リンク先の応募フォームから本の出版企画を応募します。
応募の際に記述する内容は、
・企画概要
・自己アピール
・本の構成案
・本にしたい理由
の4つ。応募フォームに自分の出版に対する思いを全力でぶつけるのが第一歩です!
フォームの応募内容の審査を通過した企画は、いよいよ本選考に進んでいきます。
応募資格は至ってシンプル。
学生であること
これだけです。高校生でも応募できます!また、個人ではなく団体の名義で応募することも可能です。
2021年度の応募は8月25日(水)まで←延長されました!
「本を出してみたいなぁ」と思っている学生のみなさんは迷わず応募しましょう!!
③どんな本を出せるの?
出版甲子園が募集しているジャンルは、
1)学習参考書:学習の際に参考にするもの
2)実用書:生活で役立つ技能・知識・情報などをまとめたもの
3)エッセイ:自身の体験を語るもの
4)エンタメ:サブカルチャーなど娯楽性の高い内容のもの
の4つです。
具体的に、過去に出版甲子園を通じて出版されたそれぞれの本の例を紹介していきましょう。
1)学習参考書
品川 皓亮 著『これから勉強する人のための 日本一わかりやすい法律の教科書』
2)実用書
武野 光 著『凡人内定戦略 自己PRするネタがない就活を複数内定で終わらせるために』
3)エッセイ
内藤 佐和子 著『難病東大生 できないなんて、言わないで』
4)エンタメ
谷 政一郎 著『東大パズル王 やみつきパズル』
ひょっとしたら、あなたが書店で手に取ったことのある本がこの中に含まれているかもしれませんね。
実際に私も、『これから勉強する人のための 日本一わかりやすい法律の教科書』を大学2年生の頃に購入して法学の自習に使っていました!
いかがでしょうか、みなさんもこんな風に、自分の本を出してみたくはありませんか?
この記事を読んで、少しでも【出版甲子園】の企画に興味を持たれた方はぜひ、出版甲子園公式サイトをご覧ください。
ひょっとしたら、本当に、あなたの本が書店に並ぶ日が来るかも…?!?!
(文/ねも)