【東京・日野市】新選組のふるさとで「プチひとり旅」を満喫しよう

はじめに
皆さんこんにちは。Gaku-yomu編集部ライターのヒカリです!
10都道府県で発令中だった緊急事態宣言が9都道府県で解除され、6月21日から東京をはじめとする7都道府県では「まん延防止等重点措置」に移行しました。それに伴い、営業休止だった施設等も順次営業を再開しているようです。早速出かける予定を立てている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この記事では歴史好きの私が、同じく歴史、特に幕末史が好きな方に向けてささやかなリフレッシュにおすすめの「プチひとり旅」のコースをご紹介します!都心の密を避けて楽しむことができる穴場スポットを半日ぐらいで回るコースとなっているので、週末にふらっとおでかけするのにピッタリ!
ぜひ参考にしてみてください。
今回紹介するコース
私がおすすめするコースは、ズバリ
「日野市・新選組ゆかりの地めぐり」です!!
新選組のことが大好きな私が、
①JR日野駅から徒歩でまわることができる
②ひとりでも充分楽しめる
③半日程度でサクッと行くことができる
という観点でコースを考えました!!
このコースで私が実際に観光をした際に撮った写真を交えて、訪れるスポットを順番にご紹介していきます。
それでは、私と一緒に日野市の新選組ゆかりの地をめぐっていきましょう!
1.日野市立新選組のふるさと歴史館
最初に向かったのは「日野市立新選組のふるさと歴史館」です。
JR日野駅からのアクセスについては、公式HPで説明されている行き方がとてもわかりやすかったのでそちらを参考にしました(歴史館アクセスはこちら)。
駅からの所要時間は15分ほどです。


館内に入ると、土方歳三のつまようじアートが出迎えてくれました。
この歴史館では、新選組の誕生と終焉や幕末維新、甲州街道の日野宿などについて通史的に扱った様々な展示を見ることが出来ます。
私が訪れた際には、常設展のほかに企画展の「描かれた新選組~描かれてきた新選組と描かれがちな新選組~」も見ることができました。これまで描かれてきた小説や漫画、ドラマなどの創作物について振り返り、それらの中での新選組の描かれ方について、史実における実際の新選組の姿や幕末情勢と見比べるという趣旨の展示です。新選組関連の作品が好きな人にはぜひとも訪れていただきたい、非常に見応えのある展示でした!!
また、この歴史館では新選組関連刊行物の販売も行っています。貴重な資料がたくさんあるので、記念に1冊購入してみてはいかがでしょうか?私は「土方歳三」についての資料集と「新徴組」についての資料集の2冊を購入しました!!郵送での販売も行っているので、興味のある方はぜひそちらも利用してみてください!(郵送販売はこちら)
開館時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)
入館料 大人(高校生以上)200円
小人(小・中学生)50円 日野宿本陣共通観覧券(歴史館+本陣)
大人(高校生以上)300円
小人(小・中学生)70円
※身体障がい者手帳等提示で本人と介助者1名無料。
休館日 毎週月曜日(祝日の場合はその翌平日)、年末年始
2.日野宿本陣
次に向かったのは「日野宿本陣」です。
「日野市立新選組のふるさと歴史館」を出た後、歴史館でいただいた地図を見ながら10分ぐらい歩いたところにあります。JR日野駅からの行き方についてはこちらをご覧ください!


「本陣」とは、普通の宿屋とは異なり身分の高い人が訪れる宿場のこと。ここには、佐藤彦五郎が近藤周助に師事して開いた「佐藤道場」があり、土方歳三、沖田総司、井上源三郎らが稽古に励んでいました。まさに新選組の原点とも言える場所なんです!
すべて写真撮影可でゆっくり見てまわることができるので、細部にまで注目して見学してみてください!
開館時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)
入館料 大人(高校生以上)200円
小人(小・中学生)50円 日野宿本陣共通観覧券(歴史館+本陣)
大人(高校生以上)300円
小人(小・中学生)70円
※身体障がい者手帳等提示で本人と介助者1名無料。
休館日 毎週月曜日(祝日の場合はその翌平日)、年末年始
3.八坂神社
最後に訪れたのは「八坂神社」です。
「日野宿本陣」を出て駅方面に直進すると、10分もかからずに八坂神社が見えてきます。JR日野駅からも3分ほどで着きます。


ここには*天然理心流剣士らが奉納した「奉納額」が納められています。この現物は基本的に年に2回、5月のひの新選組まつり・9月の例大祭の当日にだけ一般公開されます。
今年は一般公開の日に訪れることが出来なかったので、来年こそは絶対に生で見たいと思います・・・!!
この神社では、「新選組デザインの御朱印帳」も購入することができます!御朱印めぐりが好きな方にはたまりませんね!!
*天然理心流:近藤勇、土方歳三、沖田総司、井上源三郎など新選組幹部の多くが用いていた総合武術。八坂神社の奉納額には、多くの天然理心流門徒とともに、嶋崎勇(近藤勇の旧名)、沖田惣次郎(沖田総司の幼名)、井上源三郎の名が記されている。
4.番外編:土方歳三資料館
「JR日野駅から徒歩でまわれる」という条件には当てはまりませんが、余裕があればぜひ足をのばしてみて欲しいのが「土方歳三資料館」です!こちらは多摩モノレール・万願寺駅から徒歩3分ほどで行くことができます。


土方歳三の愛刀「和泉守兼定」や鎖帷子などの武具、写真や手紙などが展示されていて、土方歳三好きにはもちろん『刀剣乱舞』ファンにもたまりません。
私が特に印象に残っているのは遺品の鎖帷子です。土方歳三が実際にこれを身につけ戦っていたと考えると非常に感慨深く、彼が生きた時代に思いを馳せました。
お土産コーナーには様々な土方歳三関連グッズが並んでいます。なかでも、「石田散薬トートバッグ」が非常に可愛らしくて思わず衝動買いしてしまいました!!皆さんもぜひ手に取ってみてください!
7月~9月の開館日・時間
7月4日(日) 12〜16時
7月18日(日) 12〜16時
8月1日(日) 12〜16時
8月15日(日) 12〜16時
9月5日(日) 12〜16時
9月19日(日) 12〜16時
入館料 大人(高校生以上)500円
小人(小・中学生)300円
5.さいごに
まだまだ自由に遠出をするのは難しいけれど、そろそろ歴史を感じられるスポットに行きたい。そんな歴史好きのあなたはぜひ、日野市で「プチひとり旅」を楽しんでみてはいかがでしょうか?
徒歩で巡るコースなので、適度な運動にもなって気持ちが良いと思いますよ。お出かけの際にはマスクの着用、そして各施設での手指の消毒はお忘れなく!
(文/ヒカリ)