【新学期】世界遺産検定を受けてみませんか?【対策のコツ、教えます】

みなさんこんにちは!Gaku-yomuライター・早稲田大学2年のヒカリです。
3月も中旬となり、4月からの新生活に胸を躍らせている人も多いのではないでしょうか。
せっかくだし、「何か新しいことに挑戦してみよう!」と考えている人もいるかもしれません。そんなあなたに、私は「世界遺産検定」の受検をおすすめします!!
1.世界遺産検定とは?
世界遺産検定は、人類共通の財産・宝物である世界遺産を通して、国際的な教養を身に付け、持続可能な社会の発展に寄与する人材の育成を目指した検定です。
世界遺産検定HP(https://www.sekaken.jp/about/)より
世界遺産を学ぶことで幅広い知識や教養を身に付けられます。年に4回開催され、小学生から90代まで幅広い年代の人々が挑戦しています。
俳優の鈴木亮平さんやアイドルグループSnow Manの阿部亮平さんなど、有名人にも取得している人が多い人気の資格です。
世界遺産検定には1~4級+マイスターの5つの認定級があります。
マイスターの試験は論述形式で行われ、受検者の多くは観光系の専門家を目指す方が多いようです。各級の詳細は以下のようになっています。
級 | 受験資格 | 合格基準 | 問題数 | 試験時間 |
マイスター | 1級認定者 | 12点以上/20点満点 | 3題 | 120分 |
1級 | 2級認定者 | 140点以上/200点満点 | 90問 | 90分 |
2級 | 誰でも | 60点以上/100点満点 | 60問 | 60分 |
3級 | 誰でも | 60点以上/100点満点 | 60問 | 50分 |
4級 | 誰でも | 60点以上/100点満点 | 50問 | 50分 |
2.世界遺産検定の勉強方法
試験問題は、4級~2級であれば、8割以上公式テキストから出題されると言われています。とにかくこれさえやれば大丈夫!という安心感があるので、気軽に始められますね。
世界遺産は年々更新されているので、最新版を購入して勉強しましょう。
公式の教材はこちらから確認できます。
また、公式の「学習アシスト動画」も視聴できるので、何から手をつけたら良いかわからない…という方はぜひ参考にしてみてください!
テキストを開くと、世界遺産の膨大な量に圧倒され、試験日までに対策できるか不安になるかもしれません。しかし、個人的には「2級までは1週間あれば余裕」だと考えます!
なぜなら、2級までは出題の範囲が限られているからです。最優先で勉強するべきは、「世界遺産の基本知識と日本の遺産+時事」です!これを勉強するだけで、得点を得られる可能性が高まります!
今挙げたのはあくまで裏技ですが、世界遺産検定のハードルをあまり高く考えず、楽しみながら勉強するのがコツです!
3.世界遺産検定の魅力
①選べる試験形式~公開会場試験とCBT試験~
世界遺産検定では、マークシートを使って公開会場で受検する「公開会場試験」と、全国280カ所以上のテストセンターから好きな日時を選びパソコンを使って受検する「CBT試験」を選ぶことができます。どちらも試験内容・難易度は同じです。公開会場試験は1日のみ開催されるため、都合がつかない場合もあるでしょう。対してCBT試験は、15日間から好きな日時を選択できるため、忙しい大学生にも受けるチャンスがたくさん用意されています!!
②就活で役立つ
世界遺産検定の取得は、エントリーシートや履歴書に記入できるだけではなく、面接などでのアピール材料にもなります。
世界遺産検定には時事を反映した問題も出題されるため、世界で起きる出来事を理解し、対処するために必要な「一般教養」として、とても役立ちます。
また、JTBグループ・KNT-CTホールディングスグループ・阪急交通社・日本旅行は、世界遺産検定を社内推奨資格として採用しています!
③多様性を学ぶことができる
世界遺産を知ることは、その国・地域の人々や文化、歴史、価値観を知ることです。コロナ禍でなかなか旅行に行くことは叶いませんが、世界遺産を学ぶことで、世界の多様性の一端を知ることができ、関心を持つことができます。これこそが、世界遺産検定を受ける1番の意義ではないでしょうか。
現在1級取得に向けて勉強中の筆者ですが、世界遺産を学ぶことで、「より世界の出来事に関心を持つことができるようになった」と感じています。また趣味であるクイズにも、世界遺産検定で得た知識が活きています!!クイズ番組を観るのが楽しくなるというのも魅力のひとつだと思うので、興味のある方はぜひ受検してみてはいかがでしょうか?
(文/ヒカリ)