【就活体験談】大学3年生が夏までにやっておくべき2つのこと

0.はじめに
新年度を目前に控えた今日このごろ。大学3年生になるみなさんの多くは、「そろそろ就活を始めなきゃ……」と思っているのではないでしょうか?
でも、何をすべきかわからない、という人も少なくないはず。
そこで、この記事では就活を経験した新4年生の僕の体験に基づいて、”就活ビギナー”が春・夏のうちにやっておくべきことをお伝えしたいと思います!
1.就活ビギナーの大学3年生はとりあえず適性検査・教養テスト対策をやっておこう
インターン?OB訪問?そんなことより先に適性検査と教養テストの対策でしょ!というのが僕の意見です。
はて。就活の適性検査って何?教養テストなんてものがあるの?
なんだか見慣れない言葉が登場しましたね。
適性検査というのは、いわゆるwebテストのこと(テストセンターと呼ばれる場所で受験するものもあります)。
web入力式のテストを用いて、数的処理能力や言語運用能力をはかるものです。多くの企業が志望者の基礎能力を計測するために実施します。僕が受けた企業のなかでは適性検査を実施しない企業のほうが少なかったですね。就活において避けられない道です。「SPI」とか「玉手箱」とか「TG-WEB」とか、いろいろな種類があります。
では、どういう対策をすれば良いのかというと……とりあえず、基本のwebテストであるSPIの参考書を1冊買って春のうちに一周しておく。余力があれば、他の形式の問題集にも触れておく。それで十分です。
自分はまず、この参考書を一周しました。
その後でこのシリーズを一通りざーーーっと見た、という感じです。
なぜこの時期に適性検査対策をしておかなければいけないのか。それは、どんな業界・企業を受けるとしても大抵の場合はwebテストが必要になるからです。どうせ必要になるのだから予めやっておこう、ということですね。
実際に選考が始まったら、その企業の研究だったり業界に合わせた面接の対策だったり、特化した対策をすることに時間を割くのが良いでしょう。その時間を確保するために、適性検査対策は前もって済ませておくべきなのです。
漢字試験や時事問題といった教養テストを課される業界もあります(僕が受験したマスコミ業界なんかがまさにそうです)。これも””どうせ必要になる””ので、前もってやっておいたほうが良いですね。
教養テスト対策本の決定版はこちら。朝日新聞が出版している就活キーワード。
マスコミなど時事問題の知識が問われる業界を目指す人は、2ヶ月前の新聞記事の中から特に重要なものをまとめて掲載する月刊雑誌・新聞ダイジェストも読んでおきましょう。巻末に漢字の練習問題もあるので、毎月購読していれば包括的な教養テスト対策ができます。
2.情報収集もしておこう
また、夏までの間に諸々の情報収集もしておきたいところです。
説明会がいつから始まるのかとか、夏インターンの募集がいつから始まるのかとか、そういう情報を集めることが夏以降の就活の動きに向けて重要になってきます。
どうすれば情報が入ってくるのかというと……
①合同説明会的なイベントに参加してみる
②就活情報サイトやLINEオープンチャットなどを利用し始める
③興味のある企業の””マイページ””に登録する(そうすれば勝手にメールが入るようになります)
といった方法があります。
ちなみに僕は就活を始めた頃から受ける業界を絞っていたので、合同説明会のようなイベントには一度も行っていません。マイナビやワンキャリア、リクナビ、キャリタス、ビズリーチといった情報サイトやオープンチャットにも登録していません。3〜4月頃に順次開設されるマスコミ各社のマイページにそれぞれ登録しただけです。正直に言うと、後悔しています。いろんな業界の企業の情報に触れていれば、もっと自分の可能性を広げることができたかもしれないな、なんて思うこともしばしば。
みなさん、情報収集はどうぞ抜かり無く!
代表的な就活情報サイトを挙げておきます。ぜひ参考にしてみてください。
マイナビ
https://job.mynavi.jp/2023/
ワンキャリア
https://www.onecareer.jp/
リクナビ
https://job.rikunabi.com/2023/
キャリタス
https://job.career-tasu.jp/2023/top/
ビズリーチ・キャンパス
https://br-campus.jp/
オファーボックス
https://offerbox.jp/
3.夏以降はどういう動きになっていくのか
6〜7月ぐらいから、企業の夏インターンの選考が順次始まっていきます。
夏インターンというのは企業主催の「企業と学生のマッチングをはかるイベント」です。いろいろな業界のインターンに応募して、秋以降の就活の方向性を決める際の参考にするのが良いでしょう。
場合によりますが、OB訪問や面接対策は夏まではしなくても良いのではないかというのが僕の意見です。夏インターンを通して行きたい業界や企業が定まってきてから、ビズリーチ・キャンパス等を使ってその企業に勤めている人にコンタクトを取るのでも遅くないような気がします。ただし、夏インターンの選考にあたって企業のことをよく知っておきたいというのであれば今からやっても良いのかもしれないな、と”思わなくもない”ですね。
☆結論
個人的な意見として…やっぱり、就活ビギナーの大学3年生が最初にすべきことは””どうせやらなきゃいけない””テスト対策だと思います。それ以外の時間は、むやみに焦ることなく、「大学でどういうことを勉強してきたんですか」と面接で訊かれたときにちゃんと答えられるようにゼミの活動にしっかりと参加するとか、「どんな課外活動に取り組んできたのですか」と訊かれたときに答えられるようにサークルに打ち込むとか、そういうことが大事になってくるのではないでしょうか。
人によって状況も必要になることも全く異なるのが就活。この記事はできる限り一般論に寄せて書いたつもりですが、あくまでも僕の個人的な意見の範疇を出ません。いち意見として、参考程度に読んでいただけたら幸いです。
就活ビギナーのみなさん、自分のペースで頑張ってください!!
(文/ねも)